プロバスケットボールチーム「岩手ビッグブルズ」の2023-24シーズンの復興祈念特別ユニフォームデザインが決定した。
今回の特別ユニフォームは、へラルボニーがデザインを担当。ヘラルボニーとのコラボユニフォームは、3年前の復興祈念特別ユニフォーム以降、4季連続となる。
デザイン選定にはチームを代表して、#1 後藤翔平選手、#10 仁平拓海選手、#2 石川晴道選手が携わった。東日本大震災はもちろん、先日発生した能登半島地震への鎮魂の祈りを込め、復興祈念特別ユニフォームとして着用する。
デザインに込められた想い
デザインを手掛けたへラルボニーは、「『2023-24SEASONの特別ユニフォーム』を制作するにあたり、弊社契約作家の作品を使った案をいくつかご提案しました。後藤選手・仁平選手・石川選手に選んでいただき実現した今回のデザインは、るんびにい美術館(岩手県花巻市)に在籍する工藤みどりさんの作品です。みどりさんはマーカーを使い、たくさんの「点」を重ねて表現します。そんな作品を身に纏った岩手ビッグブルズの選手が、『点を重ねて勝利を掴んでほしい』という想いでデザインしました。また、今回は復興祈念特別ユニフォームという位置付けで起用されることになりました。偶然ですがブルーは『安心感』『心落ち着く』などのイメージを与える色。 被災地やご家族のみなさまの生活が1日でも早く心安らぐものとなりますよう、そんな願いを乗せて私たちは今シーズンも岩手ビッグブルズを応援します。」とコメントしている。
岩手ビッグブルズのコメント
一方、岩手ビッグブルズは、「今シーズンもヘラルボニー様と、復興祈念特別ユニフォームにつきまして、特別な日に、特別な想いを込めたコラボレーションをできることをうれしく思います。東日本大震災からまもなく14年。復興への歩みを着実に進め、逞しく進んでいく多くの方々の想いや力に、日々感嘆しております。そんな中、日本、世界では災害が減ることを知らず、先日の能登半島地震でも多くの被害が発生しました。改めて地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。また、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。今後の復興を願う鎮魂の『青』、そしてヘラルボニー様のコメントにもあるように『安心感』『心落ち着く』などのイメージを与えてくれる『青』。その想いを胸に、試合をさせていただきます。」とコメントしている。
着用予定スケジュール
同ユニフォームの着用予定スケジュールは、1月31日(水)に盛岡タカヤアリーナで開催される山形ワイヴァンズ戦、3月9日(土)・10日(日)に盛岡タカヤアリーナで開催される青森ワッツ戦、3月23日(土)・24日(日)に宮古市民総合体育館(シーアリーナ)で開催される越谷アルファーズ戦。
試合の詳細は、岩手ビッグブルズ公式サイトで確認を。
この機会に、岩手ビッグブルズの試合に足を運び、復興祈念特別ユニフォームを着てプレーする選手に注目してみては。
復興祈念特別ユニフォーム詳細:https://www.bigbulls.jp/news/detail/id=18448
岩手ビッグブルズ公式サイト:https://www.bigbulls.jp/
(ソルトピーチ)