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広島県府中市発の木工メーカー「DENTO」が、藍染・柿渋・柿渋鉄媒染の家具を発売

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広島県府中市の上下町で家具を中心に製造する木工メーカー「伝統工芸/DENTO(デント)」の人気アイテム「LISCIO(リッショ)」から「藍」「柿渋」「柿渋鉄媒染」で染めた「DyeTradition Line(ダイトラディションライン)」が、同社のウェブストアにて発売中だ。

ユニークなシリアルナンバーを付与



「DyeTradition Line」は、DENTOの木製アイテムに、地元の藍や柿渋で染色を施したライン。家具にはユニークなシリアルナンバーを付与し、一点ものの特別さを大切にしている。伝統染料と木目の美しさが調和し、毎日の生活に色と温かみを加える。

藍染のみ特別に「ホワイトアッシュ」を使用


デニムのような落ち着きのあるインディゴブルーが特徴的な「LISCIO | Stool 藍染(3本脚スツール)」は、ナチュラルな部屋でも、古き良きモダンな空間でも、凛とした佇まいで圧倒的な存在感を放ってくれる。


使用する藍は「藍屋テロワール」の工房がある広島県福山市の山野町で育てられた藍の葉を天日干しし、約120日かけて発酵させた蒅(すくも)が原料。その蒅と灰汁、貝汁、ふすまを混ぜ合わせ、微生物の力で染料を仕上げていく「天然灰汁発酵建て」によって、化学染料とはひと味違う、天然の藍ならではの奥深きブルーが浮かび上がる。

左/ホワイトアッシュ 右/藍染


また、藍染のみ特別に、白い表面と木目がくっきりと浮かび上がる「ホワイトアッシュ」を使用。藍の風合いや木目の浮かび方も、一脚一脚異なり、木が見せる表情がグッと変わる。

ヴィンテージ感を醸し出す柿渋染


使うほどに色が深まり、程よくヴィンテージ感を醸し出してくれる「LISCIO | Stool 柿渋染(3本脚スツール)」は、味のある仕上がりで、部屋にアクセントを添えてくれるはず。


広島県尾道市御調町の山間部で柿を育てる「尾道柿園」の柿渋を使用。柿渋は、古くから農具や船など、木材の塗装に使用されていた塗料で、菌、消臭、防腐効果があるとされ、家具とも好相性だそう。

木材は柿渋に適して、木目がきれいに浮かび上がるオーク材を使用する。

オリジナルの染液「柿渋鉄媒染」を使用


クールでスタイリッシュな「LISCIO | Stool 柿渋染鉄媒染(3本脚スツール)」は、部屋の中で目立ちすぎず、静かな存在感を放つ。


広島県尾道市向島にある「立花テキスタイル研究所」が生み出したオリジナルの染液「柿渋鉄媒染」を使用する。

木材は鉄媒染に適して、木目がきれいに浮かび上がるオーク材を使用する。

TOC有明にて展示

スツールは2月6日(火)~8日(木)に「31th MONTAGE」にて展示される。会場は、TOC有明にて。

藍染・柿渋・柿渋鉄媒染の家具「DyeTradition Line」を、この機会にチェックしてみては。

■31th MONTAGE
期間:2月6日(火)~8日(木)
会場:TOC有明(東京都江東区有明3丁目5-7)
URL:https://montage-express.jp

DENTOウェブストア:https://dentostore.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/dento_furniture/
木製スツールの藍染風景(ハイライト) | DENTO LISCIO Stool Dyeing:https://www.youtube.com/watch?v=xuOL9MI0TRY

(江崎貴子)

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