つくばスマートシティ協議会、関彰商事、つくばまちなかデザインは、「つくばスーパーサイエンスシティ構想」の取組みの一環として、2月10日(土)~3月24日(日)の期間、パーソナルモビリティのシェアリングサービス「つくモビ」の実証を行う。
つくば市は市民及び来街者の“移動の拠点”
つくば市は、筑波研究学園都市として様々な最先端の科学技術施設や研究施設を有するとともに、松見公園や洞峰公園などの豊かな自然、筑波大学などの教育施設、国際会議場や各種商業施設などが点在している。つくば駅周辺は、市内の公共交通の結節点として機能しており、市民及び来街者の“移動の拠点”となっている。
また、つくば市は政府が進めているスーパーシティ型国家戦略特別区域に指定され、誰一人取り残さない包摂性のある社会の実現を目指す「つくばスーパーサイエンスシティ構想」の実現を目指している。モビリティ分野については、つくば駅周辺を中心に「スマートモビリティエリア」として設定し、次世代モビリティや自動運転バスが街にあふれる「科学技術が日常に溶け込み、イノベーションが生み出されるエリア」の実現を目指し、様々な取組みを進めている。
新たな移動手段についての実証実験
今回、つくば駅周辺において鉄道やバス、タクシー、次世代モビリティなど様々なモビリティが繋がり、シームレスに誰もが自由に移動できる環境の創出を目指し、その第一歩として移動のラストワンマイルを補完する移動手段となるパーソナルモビリティのシェアリングサービス「つくモビ」の実証を開始することとなった。
1人乗りモビリティを無償でレンタル
「つくモビ」の実証期間中は、1人乗りモビリティを無償利用できる。レンタル機体は、トヨタ製「C+walkS」2台と「C+walkT」4台を用意する。
貸出ポートは、つくば駅周辺7ヶ所に設置。レンタル可能時間は1回の利用が1~4時間の予定で、身長140~185cmの人が利用できる。年齢制限はない。事前予約制となっており、現在予約受付中。当日受付も可能だ。
歩行者と同じように移動できる1人乗りモビリティ。
利用中は、歩行者に気を付けながら歩道を使用しよう。
今後のために実証実験データとして検証
今回の実証では、今後の「つくモビ」のサービス向上に向け、利用時間や移動経路、滞在場所/滞在時間などの利用情報をGPS等で取得し、実証実験データとして検証する。なお、個人情報の取扱いについては、必要最低限の情報が各社のプライバシーポリシーに則って管理される。
この機会に、パーソナルモビリティのシェアリングサービス「つくモビ」を利用してみては。
■実施概要
実施期間:2月10日(土)~3月24日(日)
レンタル時間:9:30~17:30
利用範囲:概ねつくば駅から半径3km圏内を推奨
URL:http://tsukumobi.com/
※雨天時は利用できない場合がある
■つくモビサービスセンター
住所:茨城県つくば市吾妻一丁目5番地4 南1駐車場連絡デッキ
※2月10日(土)から利用可能、受付時間は9:30~17:30
(佐藤ゆり)