「BnA Alter Museum」では、2023年にJAGDA新人賞を受賞したグラフィックデザイナー/アートディレクターの石塚俊氏、藤田佳子氏、矢後直規氏による展覧会「スイートルーム」を3月1日(金)より開催。3月2日(土)には、オープニングトークを開催する。
また、様々なデザイナーのステッカーを展示・販売する「STICKER STAND KYOTO @BnA Alter Museum」も同時開催する。
デザイナー3名の紹介
石塚俊(いしづか・しゅん)氏は、現代美術や舞台芸術、音楽、ファッションなどの分野で活躍中。
星野源さんの楽曲アートワークや、京都北白川にて空間現代が運営するライブハウス「外」の宣伝美術、PARCOや東京ミッドタウンのキャンペーンビジュアルなどを手がけてきた。
藤田佳子(ふじた・かこ)氏は、広告制作会社サン・アドに所属するアートディレクターとして、山崎蒸溜所やサントリー天然水の工場のブランディング、金沢のブティックホテル「香林居」のアートディレクションなどを手がけている。
矢後直規(やご・なおのり)氏は、博報堂傘下のSIXに所属し、航空会社ZIPAIRのロゴや機体のデザイン、グローバルコスメブランドSENSAIのビジュアルコミュニケーション、ハウスメーカーAQURA HOMEのロゴなどを手がけながら、アートワークを発表。
Graf porchでの「新鳥獣図」などの展覧会を開催したり、青幻舎から初作品集「婆娑羅」を出版したりもしている。
夢がテーマの新作登場、過去作品販売やトークショーも
「スイートルーム」では、仮寝の宿や旅枕の夢など個人の記憶を手がかりに3名がそれぞれ新作グラフィックを制作し、展示販売を実施。加えて、これまでの販売物を集めたスーベニアショップも登場する。
3月2日(土)19時からは、オープニングトークを開催。3名のデザイナーに加え、「STICKER STAND」をはじめとした企画や商品ディレクションを担当する、コクヨ YOHAK_DESIGN STUDIOのアートディレクター・佐々木拓氏を迎えて、同展の制作や過去のプロジェクトに関してトークを展開する。
トーク後、小松千倫氏による選曲とともに、懇親会も開催される。詳細は、同展の公式サイトで確認を。
約40名のデザイナーのステッカーを販売・展示
「STICKER STAND」は、様々なデザイナーのステッカーを巡回展形式で展示・販売するTHINK OF THINGSのオリジナル企画だ。
今回、同時開催となる「STICKER STAND KYOTO @BnA Alter Museum」では、これまでの巡回展で集まった約40名のデザイナーのステッカーを販売・展示する。
「BnA Alter Museum」について
「BnA Alter Museum」は、気鋭のアーティストが制作する泊まれる空間型アート作品31部屋に加え、計30mの縦型ギャラリースペース、ショップ、バー&ラウンジなどが併設される新しい形のアートスペースだ。
同施設は、パブリックスペースをイベントに開放するなど、国境を超えたアーティスト、アートファンが集う場となることを目指している。
「BnA Alter Museum」で企画展「スイートルーム」や、同時開催の「STICKER STAND KYOTO @BnA Alter Museum」を楽しんでみては。
■スイートルーム
会期:3月1日(金)~24日(日) ※会期中無休
会場:BnA Alter Museum 1F
住所:京都府京都市下京区天満町267-1
入場:無料
WEB:https://bnaaltermuseum.com/event/suite_room/
(Higuchi)