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【東京都新宿区】TESIO、IMADEYA、コーヒースタンドなどを5坪の街角に集約した「CaD」OPENへ

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まちづくりや住宅や店舗の建築設計を展開する「須藤剛建築設計事務所」は自社事務所に併設する形で、目白の住宅街に新たな奥行きをつくるマイクロ複合施設「CaD(カド)」を2024年春オープンする。

建築設計事務所が考える“まちづくりの拠点”

須藤剛建築設計事務所は、“建築を通して日常に新しい価値をつくる”を掲げ、まちづくり、住宅や店舗などの建築を設計。「ニシイケバレイ」「神田ポートビル」「ほぼ日の學校」「いまでや清澄白河」などを手がけている。

CaDは、同社が設計を通じて関わってきた店舗や人とのつながりを集約した施設。目白駅周辺は駅前の目白通り沿いにしか店舗を出しづらい都市計画のルールがあるため、繁華街に奥行がなく通りの裏側はすぐ住宅街になっている。同施設は、飲食店や販売店を5坪の街角に集約し、“事務所を構えるまちに巡る楽しさと奥行きをつくりたい”という同社の思いが込められた空間だ。


店名のCaDは、まちカドのカドであり「Charcuterie and Drink(食肉加工品と飲み物)」の略で、まちのくらしを耕し発展させる「Cultivate and Develop」の想いも込めている。ロゴデザインは、昨年のJAGDA新人賞を受賞したサン・アドの藤田佳子氏が手がけた。

切り立てのハムやソーセージを提供

同施設では、フラッと立ち寄り軽食やコーヒーやお酒を楽しめ、まちの日常や食卓を豊かにする食材を購入することができる。


沖縄で人気の「TESIO」のラインナップであるハムやソーセージが切り立てで購入や飲食が可能。購入したり、飲食したりすることができる。


同店は、ドイツ製法により仕上げる自家製のハム&ソーセージの専門店。2018年には、3年に一度ドイツで開催される食肉加工の国際コンテストにて、出品した3品すべてが金賞・銀賞を受賞。世界に通用する沖縄の新たな味わいをつくり出している。

お酒のセレクトショップや次世代コンビニも


ワインや日本酒は、人気のお酒のセレクトショップ「IMADEYA」がセレクト。同社は、1962年に千葉県で町の酒屋として創業。現在、日本酒蔵約200社、日本ワイナリー約80軒、焼酎蔵約60社をはじめ、世界各国の海外ワインも取り扱っている。


“お酒っておもしろい”をキーワードに、千葉本店をはじめ、銀座や軽井沢など6店舗とONLINE STOREを展開している。


同施設のパンを担当しているのは「コンビニエンスストア髙橋」。まちに寄り添うなんでもありの次世代コンビニで、カフェ&ベーカリー。


機械をなるべく使わずに全て手作りで酵母や麹を使ったパンを提供している。


また、店内飲食は、西池袋の豊かな緑に囲まれたニシイケバレイ内にあるカフェ「Chanoma」の加藤氏が監修。


同カフェは、茶道や味噌仕込み会なども定期的に開催し、地域の人々とつながれる場づくりを進めているスポットだ。

CaDオープン後は、「toolbox」「ギャラリーfuuro」など、近隣店舗と連携しながらコミュニティの地域拠点としてギャラリーやポップアップショップなどのイベントも展開予定だ。

複合施設「CaD」に訪れて、目白の住宅街に誕生する新たな奥行きを感じてみては。

■CaD
住所:東京都新宿区下落合3-20-15
Instagram:https://www.instagram.com/cad_mejiro

須藤剛建築設計事務所HP:https://tsudou.jp/

(山本えり)

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