「富士山の『日』祭り」実行委員会は、2月23日(金)の富士山の日に、富士山の標高3,776mにちなんで、3,776個のおにぎりを山梨県と一部静岡県内で地域住民や観光客に無料配布し、富士山を想いながらおにぎりを食べるイベント「富士山の『日』祭り」を開催する。
3,776個のおにぎりを無料配布!
同イベントは、富士山の、周辺地域を含めたさらなる魅力の発見と発信、社会的・世界的価値の向上、さらにはそこに住まう人や関係する人の喜びを目的に行われる。
また、童謡『一年生になったら』(作詞:まど・みちお/作曲:山本直純)では、「100人で食べたいな、富士山の上でおにぎりを」と歌われている。富士山の「日」を通じて、「普段当たり前にあるものに気づき感謝すること」の大切さを、日々の私たちの営みが富士山の恩恵あってからこそであるという感謝の気持ちを込め、「富士山の上」では難しくとも「富士山の下で、おにぎりを食べよう」というイベントに仕立てられている。
イベント名は、国指定重要無形民俗文化財であり日本三奇祭とされている山梨県富士吉田市の夏の「吉田の火祭り」にかけて、冬の「日祭り」として命名された。
同会は、「富士山の日には毎年、富士山の方角を向いて、富士山を想いながらおにぎりを食べるとする「富士山の『日』祭り」が、多くの皆さんに末永く支持され、後世にも残る文化となるよう、広く提唱し続けていきたいと思います」と話す。
当日、おにぎりは山梨県内32箇所+静岡県内1箇所にて配布される予定だ。配布場所についてはホームページやSNSで確認しよう。なお、配布時間、配布個数、配布条件、配布方法は各配布場所で異なる。
「ふじやまマルシェ」を同日開催!
今回は、地域の人たちのチャレンジや自己肯定感・地域肯定感を育むことを目的に、地域の人たちのチャレンジを応援する「ふじやまマルシェ」も同時開催する。
テーマは「市民の文化祭」。自分が好きなことや得意なことで、何か貢献がしたい!という熱意あるチャレンジャーたちが集まる。高校生も参戦予定とのこと。
ふじみちさんぽ~富士山の日特別ツアーも!
また、街のゴミ拾いをしながら富士みちを歩く「ふじみちさんぽ」も同時開催する。富士山駅を9時30分に出発し、冨士山下小室浅間神社に10時15分に到着するa、富士山駅を9時30分に出発し、新倉山浅間公園に10時45分に到着するb、富士山駅を11時30分に出発し、北口本宮冨士浅間神社に12時45分に到着するcの3つがある。
いずれも、ゴミ拾いをしながら富士みちを歩き、各ゴールに到着次第おにぎりがもらえる。
このほか、昔から富士山にある相互扶助の文化を受け継ぎ、おにぎりを配布しながら令和6年能登半島地震への義援金を募り、自治体を通して被災地へ届けたいと考えているとのこと。
富士山の日に、同イベントに参加してみては。
■富士山の「日」祭り 概要
日程:2月23日(金)
開催内容:3,776個のおにぎりを山梨県と一部静岡県内で地域住民や観光客に無料配布
ホームページ:https://fujisannohifest.com/
Instagram:https://www.instagram.com/fujisannohifest
X(旧Twitter):https://www.twitter.com/fujisannohifest
(オガワユウコ)