日本最大級のおでんの祭典「静岡おでん祭2024」が、静岡市葵区役所前 葵スクエア・青葉シンボルロードにて、3月1日(金)~3日(日)に開催される。商品購入代は必要だが、入場は無料だ。
会場となる青葉イベント広場は、戦後200もの屋台が軒を連ね、仕事帰りの市民の息抜きの場所としてにぎわったといわれる場所。
そして時は令和となり、その歴史を受けて、静岡おでんの聖地で、コロナ禍を乗り越えてにぎわいと活気を取り戻すべく、静岡県内および全国から約60店舗が一堂に会し、過去最大の出店数で「おでんだヨ!全員集合‼︎」をテーマに競演する。
おでんのまち「静岡市」の人気店が集結
真っ黒なスープに、黒はんぺんが入り、串に刺さった具材にダシ粉をかけて食べるのが特徴的な静岡おでん。そのルーツは大正時代にまでさかのぼる。静岡おでんの魅力は庶民感覚と、家庭から居酒屋まで様々な味覚を包含する多様性にある。それが日本有数の“おでんのまち”を育んできた。
今回は、静岡を代表するおでんの老舗から、静岡おでんの聖地・青葉おでん街の人気店に加えて、新進気鋭の様々な人気店までが新しいおでんメニューを携えて参加。「桜えび巾着」「餃子」「生わかめ」など各店オリジナルもあるようだ。
往時の屋台街を再現した「屋台おでんゾーン」と、「ファミリーおでんゾーン」を展開する。
全国からご当地おでんが出店、地酒も味わえる
地域の風土を色濃く反映したご当地おでんは地域の食文化だ。
同イベントでは、北陸から“かに面”が人気の「富山おでん」を迎えるほか、例年人気の陸前高田「漁師のおでん」、しょうが醤油が特徴の「姫路おでん」、震災から復興を遂げつつある「石巻絆おでん」、老舗ヤマサちくわが作る本格的な練り製品を楽しめる「豊橋おでん」など、各地の魅力あふれる個性的なおでんが登場する。
また、出店各地域の地酒も堪能できる。
イベントに参加して、静岡の人気おでんや全国の名物おでんを味わってみては。
■「静岡おでん祭2024」概要
日時:3月1日(金)16:00~21:00(一部19:00に閉店)、3月2日(土)10:00~21:00(一部19:00に閉店)、3月3日(日)10:00~18:00
会場:葵スクエア・青葉シンボルロード
住所:静岡県静岡市葵区追手町5-1 静岡市葵区役所前
入場料金:無料 ※商品購入代は必要
公式URL:http://odenfair.com/
(Higuchi)