介護福祉分野をリードするハートフルサンクは、不登校の子どもに悩む保護者向けのオンラインカウンセリングサービス「ハートフルカウンセリング」を開始した。
子どもが歩むべき本当の道を共に探す
「ハートフルカウンセリング」は、不登校児の保護者に向けたオンラインカウンセリング。
不登校における課題は、不登校であるという事実ではない。社会の当たり前である「どんな人でも学校に行くべき」という考え方と現状のギャップに悩んでいるのだ。
その解決策は「子どもが不登校・再登校にかかわらず、自分が子どもの人生に納得できる、安心できる状態を作る」こと。つまり、「ハートフルカウンセリング」では、オンラインの対話を通じて、子どもが歩むべき本当の道を共に探すことに注力している。
必要なサポートが受けられないことが現状
同社は、子どもが学校に行かないこと自体を問題視していない。不登校には、学習の遅れ、人間関係のトラブル・こじれ、いじめなどさまざまな原因がある。そのような状況の中、保護者と子どもは、日々問題を解決しようと、一生懸命課題に取り組んでいる。
しかし、その努力が世の中からは認められず、必要なサポートも十分に受けられないのが現状だ。実際、不登校に悩む保護者が直面している課題は、簡単には解決できない子どもの状況をどうにかしようとする中で生じるストレスや孤独感、そして、相談相手がいないことだ。
保護者自身の内面に焦点を当てる
不登校の背景には、現在の教育システムや社会的圧力の他に、家庭内の問題や子ども自身の精神的な課題が、複雑に絡み合っていることが少なくない。保護者が、子どもの状況を理解し、適切なサポートを提供するために、まずは自身の感情や考え方を客観的に捉えることが重要だ。「ハートフルカウンセリング」では、保護者自身の内面に焦点を当て、ストレスや不安、孤独感への対処方法を一緒に考えていく。
同社の目標は、不登校の子どもとその保護者が、再び社会に自信を持って踏み出せるようになること。不登校は、子どもの長い人生の中で一時的な問題であり、適切なサポートや理解があれば、乗り越えていくことができる。
カウンセリングを通じて、自分の悩みを語り、頑張りを認め、今までの努力を誇りに思えるようになることこそ、再び頑張る力を与えてくれる。不登校という問題と向き合い苦しむ保護者に、少しでも楽になってもらいたい。そして、心の閉塞感を解き放てるサポートができれば、同社にとって最上の喜びだという。
保護者の心の負担を軽減するためのオンラインカウンセリングサービス「ハートフルカウンセリング」を、この機会にチェックしてみては。
ハートフルカウンセリング:https://heartful-counseling.jp/
ハートフルサンク:https://heartfulthank.com/
(江崎貴子)