福井県敦賀市の「敦賀赤レンガ倉庫」は、ノスタルジックな雰囲気の中で昭和レトロな世界にタイムスリップできる、北陸新幹線敦賀開業記念「昭和レトロなおもちゃ展」を3月14日(木)~9月10日(火)の期間、ジオラマ館にて開催する。
港町敦賀のシンボル・赤レンガ倉庫
敦賀市は、明治から昭和初期にかけてロシアを経由して大陸ヨーロッパへと繋がる国際都市として繁栄した。その象徴である「敦賀赤レンガ倉庫」は、外国人技師の設計によって1905年に石油貯蔵用の倉庫として建設され、軍の備品倉庫や昆布貯蔵庫としても使用された福井県内でも有数のレンガ建築物だ。2009年1月には、北棟・南棟・煉瓦塀が国の登録有形文化財に登録された。
同施設は、北棟が鉄道と港の「ジオラマ館」、南棟が赤レンガ空間を楽しみながら食事ができる「レストラン館」として、2015年10月にリニューアル。オープンガーデンと合わせて、鉄道と港の町・敦賀の観光コア施設として、市内の様々な施設と結びつき敦賀の魅力を提供している。
ブリキ玩具や復刻玩具など100点が登場
「昭和レトロなおもちゃ展」は、北陸新幹線敦賀開業を記念して、昭和の乗り物玩具を中心に昭和玩具を紹介するイベント。昔も今も乗り物は、人々の夢を運んでくれる存在であり、当時も子供たちの憧れの的であったことを、昭和玩具を通して見ることができる。
昭和に作られた乗り物玩具を中心に、世界のトップレベルの技術が詰まった日本の「ブリキ玩具」や、
1990年代頃からレトロブームにより製造された「復刻版」のほか、
「列車玩具」「SF玩具」「飛行機玩具」や
「自動車玩具」など約100点を紹介。
大きな「鉄人28号」のフォトスポットや「北陸新幹線パネル」も登場するほか、乗り物玩具展示やブリキ玩具の仕組みも紹介する。
さまざまな関連イベントも実施
「SNSキャンペーン」は、同展で撮影した画像をSNS(Instagram・X/旧Twitter)に「#昭和レトロ」「#敦賀赤レンガ倉庫」両方のハッシュタグをつけて投稿し、会場スタッフに投稿画面を提示するとステッカーがプレゼントされる。無くなり次第終了となるので、興味のある人はお早めに。
7月27日(土)13:00~15:00には、好きなイラストやパーツを選んで水が入ったボールペンに仕上げる「水に揺らめくのりものペンづくり」を実施。先着50名、参加費500円。
7月28日(日)13:00~15:00は、お気に入りのイラストやビーズを選んでカシャカシャ動くキーホールダーに仕上げる「カシャカシャTOYのキーホルダーづくり」を開催する。先着50名、参加費300円だ。
同展は、ジオラマ館への入館で観覧可能。料金は大人400円、小学生以下200円で、3歳未満は無料。水曜日休館(3月20日・27日・4月3日は営業)となっている。
「昭和レトロなおもちゃ展」に訪れて、ノスタルジックな雰囲気を楽しんでみては。
■昭和レトロなおもちゃ展
会場:敦賀赤レンガ倉庫 ジオラマ館
住所:福井県敦賀市金ケ崎町4番1号
期間:3月14日(木)~9月10日(火)※水曜日休館 3月20日(水)・3月27日(水)・4月3日(水)は営業
敦賀赤レンガ:https://tsuruga-akarenga.jp
※全ての写真はイメージですので、実際と異なる場合がある。イベント内容は予告なく変更となる場合がある。
(山本えり)