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デジタル小売革命の成立過程と可能性を解説した書籍『ニューリテール進化論』発刊

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英治出版は、世界に先駆けた中国のデジタル小売革命(ニューリテール)の歴史をIMDビジネススクール教授らが解説した書籍『ニューリテール進化論――中国デジタル小売革命の軌跡に学ぶ新たな価値のつくり方』(ウィンター・ニー、マーク・J・グリーヴェンほか著)を、2月18日(日)より発売中だ。

オンラインとオフラインを融合

『ニューリテール進化論――中国デジタル小売革命の軌跡に学ぶ新たな価値のつくり方』2,640円(税込)の内容を紹介していこう。

同書によると、オンラインとオフラインを融合し、革新的な顧客体験をもたらす「ニューリテール」革命は小売ビジネスの世界を大きく変えたそう。

生活のすべてを支えるインフラへと進化したO2Oプラットフォーマー、共同購入で消費者層を広げるソーシャルEC、徹底した顧客志向で熱狂的購買を生むネットセレブ、ライブコマースに乗り出すバーチャルアイドル…中国発の新たなモデルはなぜ、どのように生まれたのか?そこから我々は何を学ぶべきなのか?

世界最高峰のビジネススクールIMDの教授らが、中国デジタル小売革命を徹底分析し、同書を通じて、豊富な事例を交えてニューリテールの成立プロセスを読み解き、その進化の形態を説明。

挑戦心あふれる起業家たちの鮮烈なストーリーと明解な分析の枠組みを通じて、リテールの未来とビジネスリーダーへの教訓が見えてくるという。

スイスのビジネススクール教授が執筆

同書の著者は、スイスのビジネススクールIMDの教授たち。

主著者の一人ウィンター・ニー教授は中国出身で、成熟市場と成長市場の両方に知見を持ち、同書の豊富な事例研究をリード。

マーク・J・グリーヴェン教授はオランダ出身、多くの革新的な中国企業や多国籍企業との協働経験を持ち、世界的ビジネス思想家ランキング「Thinkers 50」にも選出されている、中国企業のイノベーションの権威だ。

そんな両者の知見を活かし、「物語」としての面白さと明晰な分析の「枠組み」を備えた内容となっており、デジタル小売の進化の過程を楽しみながら体系的に学ぶことができる。

多様な小売の事例を紹介

アリババ、美団、ピンドゥオドゥオといった日本でも有名な企業はもちろん、ニューリテールの先駆的存在といえる生鮮食品ECのフーマー、桃源郷的なライフスタイルで絶大な支持を得るインフルエンサーの李子柒(リー・ズーチー)、Z世代の若者を熱狂させライブコマースも行うバーチャルアイドル洛天依(ルォ・テンイ)など、興味深い事例を多数紹介。

日本での応用可能性を意識しながら読むことで、さまざまな気づきが得られそうだ。

英治出版オンライン:https://eijionline.com/n/n16bae1011f66

(鈴木 京)

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