NeUは、2月26日(月)より、宮崎県都城市のスマートシティ推進に向けて、市民ポータルサイト「スマイルみやこんじょ」にて「みやこんじょ脳トレ」の提供を開始した。
脳の健康・well being向上をサポート
「みやこんじょ脳トレ」は、毎日好きな時間に脳トレを実施することにより、脳の認知機能の維持・向上、安全運転の継続、脳のパフォーマンス向上につながる。NeU取締役CTOの川島隆太博士は、「みやこんじょ脳トレ」に加え、「スマイルみやこんじょ」事業全体について、認知脳科学の知見をもとに監修している。NeUは、市民の脳の健康維持・well being向上をサポートする。
背景・目的
都城市は、誰もが将来に対する夢と希望を持ち、笑顔で暮らせるまちづくりに取り組んでいる。今回、日々の健康や認知機能の維持向上をサポートすることで、認知症予防を図り、市民の幸福(well-being)を向上させることを目的として、市民ポータルサイト「スマイルみやこんじょ」を提供することになった(※1)。
「みやこんじょ脳トレ」について
「みやこんじょ脳トレ」は、市民ポータルサイト「スマイルみやこんじょ」からダイレクトにアクセスでき、ストレスなく利用できる。「スマイルみやこんじょ」はマイナンバーカードと紐づいたデジタルID(都城ID)を使用し、本人認証を行った後に利用できる市民ポータルサイトだ。
また、キーカラーは市のHPに合わせオレンジを採用している。さらに、市民に親しみを持って利用してもらえるよう、都城市PRキャラクターぼんちくんが登場する。ログイン時には、都城市の方言での挨拶も表示される。
6種類の脳トレを提供
「みやこんじょ脳トレ」は、記憶力、注意力、予測力などの認知機能を鍛える6種類の脳トレを提供。それぞれ1分でできる楽しいトレーニングゲームとなっており、6種類を毎日実施できる。飽きずに継続してもらうために、ゲームは毎月入れ替わる。
また、脳トレの結果表示画面には、得点に応じて、豚しゃぶやチキン南蛮、和牛ステーキ、焼酎など、都城市の名産品が登場。新記録を出した時には、背景にキラキラと紙吹雪が舞う。
さらに、月1回の脳年齢チェックでは記憶力と頭の回転をチェックできる。加えて、認知機能の目安として「脳年齢」を表示。実年齢との差を確認することにより、脳トレの効果を実感できる。
継続して実施できるモチベーションをサポート
「みやこんじょ脳トレ」の個人ポータル画面では、月ごとの脳年齢の記録や脳トレのベストスコアを確認できる。また、脳トレの実施数に応じてカレンダーにご褒美マークが表示され、継続して実施できるモチベーションをサポート。
さらに、月2回、脳の健康に関するコラムも表示され、市民に脳の健康維持や脳によい生活に関する情報を提供する。
都城市デジタル統括課主幹コメント
都城市デジタル統括課主幹 佐藤泰格氏は「みやこんじょ脳トレ」導入の意図について、『今回、脳科学の分野において世界的権威でいらっしゃる川島隆太博士の知見を活かし、都城市民が楽しみながら脳の健康維持に取り組むことが可能な「みやこんじょ脳トレ」を提供いただきました。
特に運転に必要な脳の機能を鍛える脳トレは、地方都市が抱える課題である安全運転寿命の延伸にも寄与してくれることを、大いに期待しています』と述べている。
「みやこんじょ脳トレ」の提供を開始した都城市の今後にも注目していきたい。
NeU公式サイト:https://neu-brains.co.jp
※1 内閣府が推進する令和4年度2次補正によるデジタル田園都市国家構想推進交付金(デジタル実装タイプTYPE X)に採択されて実施している
(角谷良平)