「すべての“働く”をしあわせに」というビジョンを掲げ、医療業界で人材サービス事業を展開するWILLCOは、医療介護の職場口コミ・求人サイト「メディコ」に、新たにスカウトサービスを付帯させた「メディコ ダイレクトスカウト」のサービス提供を2月27日(火)より開始した。
働きがいのある職場が選びやすい
「メディコ ダイレクトスカウト」は、「メディコ」上で求職者が採用側からのスカウトを受信し、応募意思に応じて直接メッセージのやり取りをできる機能だ。
全てのスカウトには求人が紐づいており、条件や詳細をスムーズに確認することができる。また、求人ページで職場口コミ・評価もチェックできるため、より自分に合った“働きがいのある職場”が選びやすいのが特徴だ。
スカウトを受信するか否かは設定で変更できるため、求職者は任意のタイミングでスカウトを受け取ることができるようになっている。
また、採用側からのスカウトは、個人が特定されない一部の情報のみが確認できるブラインドレジュメをもとに送信される。スカウトを受け取りたくない施設をブロックできる機能も備わっており、職場に身元がバレることなく安心して利用できるサービスとなっている。
機能の提供に至った背景
これまでサイトでは、同社のビジョンである「すべての“働く”をしあわせに」の実現に向け「口コミ評価から求人を探す」ことができる、医療・介護職専門の職場口コミ×求人サイトとして運営してきた。
今後は、医療・介護業界における求職者と採用側の情報格差をなくし“働きがいのある職場”への転職がしやすい業界にするとともに、社会問題である医療業界の人材不足解消の一助となるべく「メディコ ダイレクトスカウト」サービスの提供に至った。
ミスマッチによる短期離職の解消を目指す
「メディコ」がサービス提供を続ける背景には、2025年問題に関連した医療・介護業界の人材不足という課題がある。団塊世代が2025年頃までに後期高齢者(75歳以上)となることで、介護・医療費などの社会保障費の急増や人材不足を引き起こし、医療・介護・社会保障制度の崩壊が懸念されている。
医療・介護業界の人材不足には、クローズドな業界であるが故に、労働条件・職場環境などの情報が不足していること、業界特有の働き方や考え方が根付いていることなどが関連しており、ミスマッチによる短期離職が生じやすい状況だ。
この課題を解決するためには、労働条件・職場環境といった情報を開示し、業界特有の働き方や考え方を見直し、医療・介護従事者の方が“働きがい”を追求できる業界にしていく必要がある。
同サービスでは、医療・介護従事者の方の“働きがい”向上や、ミスマッチによる短期離職の解消を目指すとともに、医療・介護業界の人材不足という課題を解決すべく努めていくという。
医療介護の職場口コミ・求人サイト「メディコ」の新たなサービス「メディコ ダイレクトスカウト」を、この機会にチェックしてみては。
メディコ:https://medi-co.jp/
WILLCO:https://willco-inc.jp/
(江崎貴子)