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【東京都品川区】山本彌作品展「小さな生き物たちの大きな世界」開催。ワークショップも

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品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」は3月26日(火)〜4月21日(日)の期間、キノコや菌類、木の実や種など、自然界の小さな生き物たちに目を向ける山本彌作品展「小さな生き物たちの大きな世界」を開催する。開館時間中であれば、無料で、自由に観覧可能だ。

山本彌作品展「小さな生き物たちの大きな世界」


キノコや菌類、あるいは木の実や種など、小さくてつい見逃してしまいそうな生き物たち。そんな小さな生き物は、森を活き活きとさせるために、大きな力を発揮している。そして、動物や人間のように自分の足で動くことができないキノコや植物は、いろいろな知恵を働かせて命をつないでいる。


繊維造形作家である山本彌氏は、そんな小さな生き物たちの柔軟さ、たくましさに心を寄せ、「小さな生き物たちの大きな世界」を開催。フェルトや布、糸などの自然素材を使って、少しユーモラスな造形に作り上げている。

1Fコミュニティラウンジ


同展は、戸越公園の緑を眺める開放的なコミュニティラウンジを中心に作品を展示。森を散策するような気分で、作品との出会いを楽しむことが可能だ。さらに、会場で配布するクイズカードを通して、来場者にとって、作品を鑑賞するだけではなく、生き物や自然とのつながりを身近に考えることができる機会となることを目指す。

エントランス

ワークショップ「わたしたちの種をつくろう」

展示期間中の3月31日(日)14:00~16:00と、4月14日(日)14:00~16:00には、山本氏が講師を務めるワークショップ「わたしたちの種をつくろう」を開催(要事前申込、各回定員30人)。自分が小さい頃に着ていた服や手編みの手袋など、今は使わなくなった衣服を糸に戻し、自分の大切なものや思いを紙に書いて、それを包むように「わたしの種」を作成する。


3月31日(日)は小学生(小学3年生以下は保護者同伴)を対象とした開催となり、ほどいたり、切ったりしてよい、着なくなった服を持ち物として用意する必要がある。また、 2月18日(日)~3月17日(日)の期間中に、HPの専用フォームまたは往復はがきにて事前申込を行うこと(必着)。


4月14日(日)は中学生以上を対象とした開催となり、セーターや帽子、手袋など毛糸でできた、ほどいてもよいニットを持ち物として用意する必要がある。こちらは、3月3日(日)~3月24日(日)の期間中に事前申込をしよう。

品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」


「エコルとごし」は環境学習・地域交流をテーマに、2022年春、自然豊かな戸越公園の中に開館。「ウッドデザイン賞2023」の受賞歴を持つ品川区立の公共施設だ。


体験型展示・イベントなどを通して、地球環境について身近な視点で楽しみながら学べるほか、早朝から夜間まで利用できる開放的なコミュニティラウンジをはじめ、キッズスペースや貸室など、地域における憩いと交流の場としても広く多世代に利用されている。

「小さな生き物たちの大きな世界」の展示鑑賞や「わたしの種」の制作を通して、さまざまなことを思い出し、新しい発見と出会ってみては。

■山本彌作品展「小さな生き物たちの大きな世界」
開催場所:品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」
住所:東京都品川区豊町2-1-30
開館時間:7:00~21:30
URL:https://ecoru-togoshi.jp/event/special-exhibition/13702

(綱嶋直也)

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