Spicelinkが展開する、ウール製品の肥料化によりサーキュラーエコノミーの実現を目指すアパレルブランド「PIZZA DAY」は、「土に還るボクサーパンツ」を開発する新プロジェクトを立ち上げた。
プロジェクト始動にあたり、3月8日(金)に特設サイトを公開、公式SNS上ではスペシャルストーリー配信も実施。
メリノウールTシャツに続く第2弾プロジェクト
「土に還るボクサーパンツ」を開発するプロジェクトは、2023年10月に販売開始したメリノウールTシャツに続く第2弾プロジェクトとしてボクサーパンツを開発、今春の販売開始を目指すものだ。
新要素として、投票による製品開発への参加、製品開発やクリエイティブ制作現場を公開するプロセスエコノミーを導入、製品販売に至るあらゆる過程をファンが楽しめるものになっている。これらは、無料の一般開放している公式コミュニティで展開するもので、誰もが自由に参加できる。
「土に還るボクサーパンツ」について
ニュージーランド産100%メリノウールを使用し、世界3大ウール産地「尾州」で仕上げる「土に還るボクサーパンツ」は、調湿性・調温性・消臭性を高い次元で兼ね備え、「寒い時は温かく、暑い時は涼しい」を実現。オールシーズンで快適な履き心地を体感できる至極のアイテムだ。
また、「土に還るボクサーパンツ」を生産する過程で生まれる余り生地や裁断くずは、回収し肥料化する活動に利用される予定。将来的には、着古した「土に還るボクサーパンツ」をユーザーから回収、肥料化し、土へ還元可能させる回収プログラムを構築し、より環境負荷の少ないサーキュラーエコノミーの実現を目指していくという。
廃棄ゼロの実現を目指すライフウエアブランド
「PIZZA DAY」は、100%生分解可能なウール製品を販売し、その後、着古した製品を回収、肥料化するサーキュラーエコノミーにより廃棄ゼロの実現を目指すライフウエアブランド。
また、「ウールで世界のアパレルを変える」をミッションに、環境汚染産業第2位と言われるアパレル業界の大量生産・消費・廃棄の解決に取り組んでいる。
土への還元までを一気通貫で行う回収プログラム
「PIZZA DAY」は、着古した製品の回収・肥料化・土への還元までを一気通貫で行う回収プログラムを2024年に導入予定だ。
現在は生産時に生まれる余り生地や裁断くずの肥料化に取り組んでいる。
100%生分解性のウールは、土中や海中でバクテリアなどの微生物により分解され、窒素、リン、硫⻩、マグネシウム等の必要元素を自然へ還元できる。
「PIZZA DAY」の新プロジェクト、「土に還るボクサーパンツ」をチェックしてみて。
特設サイト:https://www.pizzaday.world/captainmouse
(角谷良平)