車中泊施設・RVパークを全国に広めている日本RV協会は、京都府「京都湯の花RVパーク」および福島県「RVパーク Roots猪苗代 School Area」の2施設を新たに、快適に安心して車中泊が出来る場所である車中泊施設“RVパーク”として認定した。
RVパークについて
RVパークは、日本RV協会が「快適に安心して車中泊が出来る場所」を提供するために定めた一定の条件を満たす車中泊施設のこと。
現在、全国各地に400カ所以上設置がされ、その場所は温泉、旅館、道の駅、遊園地等々の様々な施設に隣接する形となっている。
車中泊は、海外では幅広い世代に親しまれている一方、日本ではまだそのようなライフスタイルは確立されていない。
そのため、違法行為やマナー違反といった扱いを受ける、長時間駐車が出来る場所は街灯や人気が少ない等、危険が隣り合わせになる可能性があった。
また最近では、オートキャンプ場内での車中泊が禁止となることもあるなど、車中泊自体の注目度は高まっている一方で、実際に車中泊が出来る環境は広がりきっていない状況があるという。
そこで日本RV協会では、誰でも利用できる安全かつ快適な車中泊を楽しめる場所として、RVパークを国内で拡充させていくべく認定活動を行っている。
「京都湯の花RVパーク」
今回、新規認定となった「京都湯の花RVパーク」は、京都府亀岡市の歴史ある温泉郷・湯の花温泉に位置するRVパークだ。
施設には足湯を楽しみながら食事ができるレストランがあり、テラス席はペットと利用可能なので、自然豊かな山里の情緒の中でペットと一緒にくつろぎの時間を過ごせる。
また、施設から徒歩5分の距離には日帰り温泉が可能な温泉施設があるので、のんびり温泉につかって旅の疲れを癒したり、日常の喧騒から離れていにしえの伝説に思いを馳せたりと、思い思いの安らぎの時間が楽しめる。
「RVパーク Roots猪苗代 School Area」
「RVパーク Roots猪苗代 School Area」は、2006年に廃校となった山潟小学校をリノベーションしてオープンした、自然豊かな猪苗代に位置するRVパークだ。
廃校になった旧山潟小学校を、人の流れを呼び込む“人の駅”として活用する「人の駅構想計画」の下、人々が集い、自然に寄り添った暮らしへの学びとそのきっかけの場所として生まれ変わった。
施設内では、植物いっぱいのカフェやアートギャラリー、本格フィンランド式サウナのほか、BBQ体験やサイクリング体験が楽しめる。
無料のRVパーク専用の予約サイト「RV-Park.jp」は、事前決済機能のほか、希望する車中泊日や場所、車両の種類に適応した駐車スペースを絞り、空き状況に応じた施設検索ができる。
この機会に日本RV協会認定のRVパークをチェックしてみては。
■京都湯の花RVパーク
住所:京都府亀岡市ひえ田野町佐伯58
利用料金:1泊1区画につき3,300円
公式HP:https://web.rv-park.jp/spaces/detail/218
■RVパーク Roots猪苗代 School Area
住所:福島県耶麻郡猪苗代町山潟港志田191
利用料金:1泊区画につき3,300円
公式HP:https://web.rv-park.jp/spaces/detail/211
RVパーク ホームページ:https://rv-park.jp
(yukari)