9年連続本格焼酎出荷量日本一の宮崎県。その宮崎県の南西端に位置し、市の特産品である焼酎のみならず肉の町として名をはせる都城市が、コロナ禍で中断を余儀なくされていた首都圏でのイベントを4年ぶりに開催する。
題して「Shochu CAMP by Miyakonojo➤Miyazaki~焚火と肉と焼酎と~」。東京・代官山「BESS MAGMA」にて、都城市の焼酎と肉を楽しめるイベントとして3月23日(土)・24日(日)に開催する。
入場は無料で、4つの蔵の焼酎と宮崎牛のふるまい付き。受付で来場者バッヂ、BBQ引換券、カップを受け取り、会場内の好きな焼酎を飲める。なお、一部有料販売もある。
開放的なキャンプの雰囲気で焼酎と肉料理を体験
「Shochu CAMP」は、開放的なキャンプの雰囲気で焼酎と肉料理を体験してもらおうというコンセプトから生まれた。
4月27日(土)には、都城市内の関之尾(せきのお)公園に、スノーピークが運営する「スノーピーク都城キャンプフィールド」が開業予定であり、雄大な自然と四季折々の魅力にあふれた都城を多くの人に知ってもらう機会になればとの願いを込めている。
4つの蔵の焼酎が登場、焼酎カクテルイベントも
会場には、都城市内にある4つの焼酎蔵(大浦酒造・霧島酒造・都城酒造・柳田酒造)がそれぞれブースを出し、焼酎をふるまう。
昨今の世界的な蒸留酒ブームの流れを受け、日本の焼酎も若い世代の認知が進んでいる。焼酎は、麹を使い伝統的な酒造りをしている稀有な酒であり、日本酒とともにユネスコ無形文化遺産への登録に期待がかかっている。
また、世界を代表するバーテンダーの間で、国酒である焼酎をカクテルを通して国内、そして世界へ伝えていこうという気運が高まりつつあり、焼酎はShochuへと世界言語となり飛躍している途上にある。
同イベントでも、ミクソロジストの南雲主于三(なぐもしゅうぞう)さんがプロデュースし、過去数回にわたり展開してきた焼酎カクテルイベント「Shochu Mix Up」のポップアップブースが登場する。
3月23日(土)は南雲主于三さんと箕浦真さん、3月24日(日)は佐藤大介さんと佐藤由紀乃さんが登場。2日間で4人のバーテンダーがそれぞれの蔵の焼酎と都城のフルーツを使ったカクテルを披露する。
肉料理や各種コンテンツを展開、来場者プレゼントも
さらに、会場では、史上初4大会連続内閣総理大臣賞を受賞した「おいしさ日本一」宮崎牛のほか、宮崎名物鶏の炭火焼きを提供(一部有料)。肉の町らしく、都城市内で約30種類あるという「都城メンチ」も揚げたてで用意する。
そのほか、伊豆のぬし釣りさんによる「人気動画クリエイターに聞くキャンプ酒の楽しみ」や、
杉本ラララさんによる「夕暮れライブ」なども実施。
道の駅NiQLL(ニクル)と安藤酒店によるマルシェや、宮崎の暮らしをイメージできる移住相談も実施する。
さらに、来場者には、今回のイベントのキービジュアルをデザインした都城在住のイラストレーター・デザイナー、かめもときえさんのイベントオリジナル缶バッヂを、2日とも先着順でプレゼント。枚数限定のオリジナルTシャツの販売も行う。
イベントに参加して、宮崎県都城市の焼酎と肉を楽しんでみては。
■Shochu CAMP by Miyakonojo➤Miyazaki~焚火と肉と焼酎と~
日時:3月23日(土)11:00~20:00、3月24日(日)10:00~15:00
会場:BESS MAGMA(東京・代官山)
住所:東京都目黒区青葉台1-4-5
会費:入場無料(4つの蔵の焼酎と宮崎牛のふるまい付き) ※一部有料販売あり
URL:https://shochu-camp.jp/
(Higuchi)