IPS出版がプロデュースを務める、竹あかり演出家・池田親生氏の最新刊『バカになる勇気』(きずな出版)の特設スペースが、熊本県熊本市の「長崎書店」にて展開中。4月7日(日)まで、書店内を実際の竹あかりで装飾している。
130年を超える老舗「長崎書店」
「長崎書店」は、熊本の代表的繁華街の一つ、上通商店街で1889年に創業。2006年には、モダンな内外観の店舗へリニューアルした。
130年を超える老舗の書店でありながら、店内に併設したギャラリースペースを設けており、ビル3階の元倉庫を改装した「リトルスターホール」では、展覧会・トークイベント・ミニライブなど、多様な企画・イベントを開催している。
今回のコラボは、『バカになる勇気』の著者・池田親生氏の出生地も熊本であることから実現した。
お金がなくても、夢をかなえ人生を楽しむコツ
『情熱大陸』をはじめ、今ではさまざまなメディアや公的なイベントなどで取り上げられている「竹あかり」が事業として成り立つようになったのは、開始から10年間後のこと。
好評発売中の『バカになる勇気』では、そんなお金を稼ぐことができなかった10年間の、「お金がないなかでも、夢をかなえ、人生を楽しむ」コツを、池田氏の実体験をもとに29のトピックに分けて紹介している。
「周りから反対されながらも、やりたい事に挑戦を続けている人」「世間の『正しさ』に捉われず、『自分らしく』生きたい人」「現状が上手くいかず、挫折しそうな人」にオススメの一冊となっており、各書店、Amazonから購入することができる。
公的なイベントの演出も担う「CHIKAKEN」
池田親生(ちか)氏は、2007年、三城賢士(けん)氏とともに、「竹あかり」の演出制作・プロデュース会社「CHIKAKEN(ちかけん)」を設立。
「祭り型まちづくり」の考えをベースに、竹のあかりのオブジェをつくり、「人と人・人とまち・人と自然」をつなぎ、その場所にしかない風景を紡いでいる。
社会問題化している放置竹林の竹を切り出し、穴をあけ、ロウソクやLEDで光を灯す。そんな「竹あかり」の作品を通じて、その土地にしかない風景や物語を紡ぎ、まちづくりや社会の諸問題の解決に取り組んでいる「CHIKAKEN」は、その取り組みが認められ、2012年「明治天皇百年祭」、2016年「伊勢志摩サミット夕食会場」、2023年「G7広島サミット」など、公的なイベントの演出も担っている。
九州に住んでいる人や、熊本の市街地に立ち寄る機会がある人は、「長崎書店」に立ち寄って、「書店×竹あかり」の異色のコラボをチェックしてみては。
■長崎書店
住所:熊本県熊本市中央区上通町6-23
営業時間:11:00〜19:00
HP:https://www.nagasakishoten.jp/
CHIKAKEN:https://chikaken.com/
(佐藤ゆり)