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130年前のドイツの「助産師の石鹸ケース」がエレガントな持ち運び用の石鹸ケースに!

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ユニークで魅力的な海外の逸品を届けるAwasaru Officeは、4月8日(月)~5月30日(木)の期間、ドイツ生まれジャーマンシルバー製の石鹸ケース「Die Hebammen~Seifendose」をMakuakeにて先行販売中だ。

1893年から甦った石鹸ケース


その石鹸ケースは、ドイツのクリスティアン・アルブレヒト大学キールの医学史コレクション、展示番号 2008・003・017 として長年気づかれずに眠っていた。

この展示品を目にしたエンジニアは、少なくとも数十年は経っているのに変色や錆びがどこにもなく、銀色に輝き続けているそのケースに目を奪われた。

資料調査の結果、その石鹸ケースは、もともとはドイツにある助産専門店Gottlob Kurz社が1893年に開発した、助産師用スーツケースに含まれていた石鹸ケースだったことが判明。


自宅出産が当たり前だった当時、衛生状態の改善が叫ばれており、助産師は仕事に必要な医療道具をすべて持参する必要があったのだが、その中には固形石鹸も含まれていた。

そのため、このスーツケースは助産師のニーズを満たしてベストセラーとなり、中には石鹸ケースと固形石鹸が含まれていた。

1896年にはドイツ助産師協会から賞を授与されたほど、この石鹸ケースとスーツケースが与えた影響は大きく、「小さな衛生革命」となった。現代のエンジニアがこれを手にした瞬間、このようなものを再び製造する必要があると感じたという。

「助産師の石鹸ケース」と名付けられるまで

しかし、時代が進むにつれ、医療分野で石鹸が消毒に使われなくなり、Gottlob Kurz社でも石鹸ケースは製造されなくなっていたため、同社の過去100年間の資料調査を行っても、ケースの製造業者に関する詳細情報は得られなかった。

そこで素材探索の旅と製造方法の試行錯誤が始まった。失敗を繰り返しつつも、最終的には蛍光顕微鏡による分析によりジャーマンシルバー製であることが判明し、歴史的流れを汲んで「Die Hebammen~Seifendose(助産師の石鹸ケース)」と名付けられた。

エレガントな見た目なのに、一生モノのタフさ


ジャーマンシルバーは堅牢であるため、プラスチック製のように簡単には割れず、壊れない。優れた耐食性もあるため錆びにくく、表面をコーティングした安価な金属缶と異なり、合金ゆえに表層が剥げる心配もない。


エレガントな見た目に反してタフさがあり、長く愛用できるサスティナブルな逸品だ。


かつて石鹸は高級品だったため今日のものよりも小さく、必然的にケースも小さく、持ち運ぶのに便利だった。とはいえ、今日の固形石鹸には幅が狭すぎるため、実用面を重視してサイズを微調整し、現代の多くの石鹸サイズに合うよう改良した。


美しい輝きを放つ「Die Hebammen~Seifendose」は、旅やアウトドアが大好きな友人や、ジム通いを頑張っている家族など、大切な人への贈り物にも最適。「助産師の石鹸ケース」なので、「出産祝い」に添えても素敵だ。

Makuakeのプロジェクトでは先行者割引特典が用意されているので、1893年から甦った「助産師の石鹸ケース」が気になる人は、早めにプロジェクトページをチェックしてみて。

Makuake:https://www.makuake.com/
プロジェクト名:時代を超越したジャーマンシルバーの輝き!ドイツ発エレガントな持ち運び用石鹸ケース

(佐藤 ひより)

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