愛知県豊橋市にあるハイドロカルチャー観葉植物の生産者であるGreen Walkから、銀の効果で雑菌や藻の繁殖を抑える水質改善剤「silite シリット」が、昨年4月より発売中だ。

雑菌や藻の繁殖を抑制し水をきれいに保つ

「silite シリット」は、国産の天然ゼオライトをAg Repeller技術を用いて銀を特殊コーディングした水質改善剤。ゼオライトの特性と、銀の除菌効果により雑菌や藻の繁殖を抑制し水をきれいに保つ。水を清潔に保つことで植物の吸水を助けてくれる。

同商品を使用することで主に2つの効果がある。

効果1つ目は「藻・雑菌の抑制」。水(水道水)を入れた瓶に同商品を入れて藻を添加するテストを3カ月間で実証実験した。「silite シリット」なしの瓶は藻が繁殖していることが分かるだろう。一方で、「silite シリット」ありの瓶は3カ月後も藻が繁殖しておらず水がきれいな状態で保たれている。

また、「silite シリット」を入れた水(10g/L)に大腸菌・緑膿菌を添加し、2時間後に溶液を採取。37℃で24時間培養して生菌数を確認する実証実験を行った。「silite シリット」を入れると大腸菌・緑膿菌の数が大幅に減少し、水がきれいな状態が保たれていることが分かった。

効果2つ目は「植物の吸水を助ける」。

「silite シリット」を入れた花瓶と入れていない花瓶を用意し、切花の吸水テストを行った。3日目から「silite シリット」なしの花瓶の花は萎れ始め、一方で「silite シリット」を入れた花瓶では変化がなかった。10日目には「silite シリット」なしの花瓶の花は枯れ始めた。「silite シリット」を入れた花瓶では変化がないことが分かった。

詳しい実験データや紹介動画などは「silite シリット」ホームページにて確認しよう。

活用方法をチェック

同商品の活用方法は主に2つ。

1つ目は「切花」での活用だ。同商品を入れると、雑菌が減少し、花の切り口が清潔になり吸水しやすくなる。花瓶のヌメリや臭いの原因となる菌も減らすため、花瓶を手入れする手間が軽減する。

2つ目は、ハイドロカルチャーの観葉植物での活用だ。同商品を入れることにより、藻の繁殖が抑えられ容器(鉢)の手入れが軽減される。また、雑菌の増殖も抑制できるため根が傷むリスクが軽減する。ハイドロカルチャーは透明のガラス容器を用いることが多いが、藻が繁殖して緑色になることを抑えることができる。

効果の推奨期間は約3カ月で、1週間に1回、新しい水に交換して使用した場合の目安期間となる。使用方法や使用環境、花や植物の種類によって推奨期間が変わる場合がある。

同商品の購入は、オンライショップ「タノシミドリ」にて。

銀の効果で雑菌や藻の繁殖を抑える水質改善剤「silite シリット」を、この機会にチェックしてみては。

タノシミドリ：https://www.rakuten.co.jp/tanoshimidori
Green Walk：https://www.g-greenwalk.com

(江崎貴子)