神奈川県相模原市では、誰でも演奏可能な「相模大野カジュアルピアノ」が今年も期間限定開催された。また、相模原市市制施行70周年記念植樹祭での植樹参加者を募集している。それぞれ詳しく見ていこう。
「相模大野カジュアルピアノ」期間限定開催
相模原市南区では、多くの区民が気軽に音楽を楽しむことができる機会を増やし、まちへの愛着心の向上を図ることを目的として、3月15日(金)〜21日(木)の期間、小田急線相模大野駅前で電子ピアノを演奏することができる「相模大野カジュアルピアノ」を実施した。
これは、相模大野ステーションスクエアに設置されている桜の木のモニュメントに合わせて設置した電子ピアノを、誰でも自由に演奏することができる試み。
昨年も、その音色に道行く人たちが足を止め聴き入った。
昨年春のカジュアルピアノでは延べ409人が演奏し、春を彩るピアノの音色が相模大野のまちに響いた。演奏した人からは「ピアノに興味があるものの触れる機会がなかったのでいい機会になった」「桜のある空間の中でピアノが弾けて楽しかった」などの声が多数あがった。
今年も桜の木のモニュメントの前でピアノの音色が響き渡り、相模大野の春を彩ったという。
同イベントは、相模原市南区と小田急SCディベロップメントが共催し、相模原市民文化財団の協力のもと行われた。
気軽に音楽を楽しめる機会を提供する相模原市南区の取り組みに注目だ。
相模大野カジュアルピアノ詳細:https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/minamiku/1029956.html
「緑の祭典」での植樹参加者を募集
相模原市は、「緑の祭典“かながわ未来の森づくり”2024 inさがみはら ~相模原市市制施行70周年記念植樹祭~」での植樹参加者の募集を開始した。
同イベントは、神奈川県の森林再生の取組を継続して発信するとともに、県民との協働による森林づくりを推進していくため、神奈川県内で隔年で開催している植樹イベントだ。
令和6年度は相模原市の市政施行70周年植樹祭として、同市南区の「木もれびの森」にて、新緑の季節に開催する。日時は5月26日(日)9:30~15:00。
森林は、木材資源や水源を育み、レクリエーションの場を提供し、多様な生き物の生息場所となるとともに、国土の保全、地球温暖化防止にも寄与する多面的機能を有した大切な資源として、私たちの生活に欠くことができないもの。そんな森林づくりを推進するイベント「緑の祭典」において、コナラやクヌギの植樹参加者を事前予約制で募集する。
コナラやクヌギ等の植樹は、定員400名の事前予約制で、定員に達した場合は抽選となる。
また、予約不要の各種体験ブースや、薪割体験、木工ワークショップ、サッカーパターゴルフ、市の名産品の展示・販売、まちのコインの体験等もある。
植樹体験等の申込期間は、4月1日(月)~5月10日(金)。申込は、かながわトラストみどり財団ホームページ内の申込フォーム、またはハガキで受け付けている。植樹参加応募者全員に対し、結果通知を5月中旬頃に知らせる予定となっている。詳細は、下記URLで確認を。
自身の手で、未来につながるみどりを植えてみては。
緑の祭典詳細:https://ktm.or.jp/event/24k-21
(suzuki)