花屋事業を軸に障害者の就労支援や企業に対する雇用支援を提供するローランズは、東京2020五輪選手村跡地の再開発地として注目を集めるHARUMI FLAG(晴海フラッグ)内に、4月25日(木)、『ローランズ HARUMI FLAG店』をグランドオープンする。プレオープンは4月19日(金)。
新しいスローガンは「みんなみんなみんな咲け」
『ローランズ HARUMI FLAG店』は、1月に東京都によるソーシャルファームとしての認証(予備)の採択を受けた。ソーシャルファームとは、自律的な経営を行いながら、就労に困難を抱える人が必要なサポートを受け、他の従業員と共に働いている社会的企業のこと。
このたび、ローランズは、創業当時から力を入れてきた就労に困難を抱える人たちが共に働く社会的企業としての役割を大切にしながら、「みんなみんなみんな咲け」という願いを込めた新しいスローガンのもと、「人を咲かせる花屋」として、また新しい街を地域の人々と一緒に作っていく拠点として『ローランズ HARUMI FLAG店』をスタートする。
同社では、障がいや難病、子育てや介護、その他のさまざまな理由で就労困難な人の雇用を創業当時から行っており、従業員の75%が障がいや難病と向き合いながら働いている。『ローランズ HARUMI FLAG店』も同じようにそのような人たちが働ける拠点として運営していく。
晴海フラッグは、約13haの広大な土地に約12,000人が暮らす予定の街で、住宅と商業施設、学校や介護住宅などを整備し、「生活に必要なすべてを街に取り入れる」開発が進められている。
『ローランズ HARUMI FLAG店』は、その中でも分譲住宅が集まる「Park Village」の1階、晴海ふ頭公園の横に位置する約20坪の路面店となる。
花と緑を通して街づくりに参加
同店では、生花やドライフラワー、観葉植物を中心とした商品・サービスのほか、住民を対象とした環境に配慮したフラワーバトンサブスクサービスやワークショップイベント、地域の植栽美観維持管理を担当するなど、花と緑を通して街づくりに参加していく。
フラワーバトンサブスクサービスは、これまで3000件以上の結婚式装花を担当してきたローランズが、結婚式に飾られた後に破棄される予定の花をメンテナンス・加工し、まだまだ美しく咲く花を地域住民に届けるサブスクリプションサービス。花を楽しんだ後は、お店に設置されたコンポストに戻してもらって堆肥にするなど、街の中で循環する仕組みを作る。
また、地域住民を対象に、同店で花や緑に関わるワークショップを開催。フラワーアレンジや多肉の寄せ植え、クリスマスリース作り、ボタニカルキャンドルなど、さまざまな体験を通して地域とのつながりを結び、人を咲かせていく。
晴海フラッグは、地上空間の中庭で約40%以上の緑化率を実現しており、敷地内に100種以上、約4,500本の植栽が行われている。ローランズは、これまで培ってきた植栽管理の経験とノウハウを生かし、豊かな緑を持つこの街の美観維持管理の受託を受け、街作りに参加し貢献していく。
4月25日(木)には、オープニングイベントを開催。第一部は関係者のみだが、13:00〜19:00の第二部は「お花のプレゼント」が実施されるので立ち寄ってみて。
■ローランズ HARUMI FLAG店
住所:東京都中央区晴海5丁目6-2
ローランズ HP:https://lorans.jp/
ローランズ オンラインショップ:https://lorans.shop-pro.jp/
ローランズ Instagram:https://www.instagram.com/lorans.flower/
(山本えり)