大阪府高槻市の安満遺跡公園の遊具がリニューアルされた。また、高槻市立しろあと歴史館で、高槻城がデザインされた御城印帳の販売が開始した。詳細をチェックしよう。
安満遺跡公園の遊具がリニューアル
高槻市の安満遺跡公園で、子どもたちに大人気の遊具「ふわふわドーム」がリニューアルされた。
安満遺跡公園は、約22ヘクタールの広大な緑のセントラルパークとして、2021年3月に全面オープン。
国史跡に指定されている歴史的価値が高い弥生時代の大集落跡を整備した公園で、街なかにいるのを忘れてゆったりと過ごせるだけでなく、充実した施設や店舗が設置されていて、市内外からたくさんの人が訪れる、高槻市を代表するおでかけスポットだ。
■新たにドーム1基を増設
今回、リニューアルされたのは、安満遺跡公園のSAKURA広場横に設置されている、飛んだり跳ねたり、滑ったりできる、子どもたちに大人気の膜状トランポリン「ふわふわドーム」。
これまでは、直径8メートル、10メートル、7メートルの3つの山があるドーム1基が設置されていたが、新たに直径6メートルと7メートルの2つの山のドーム1基が増設され、たくさんの子どもたちの同時利用が可能に。
これに合わせ、遊べるエリアを年齢ごとに区切ることで、より安全に遊べるようになった。
■新しい遊具「ベッドジャンパー」が登場
さらに、「ふわふわドームで遊ぶのはちょっと怖いな」という子どもたちのために、反発力が抑えられた遊具「ベッドジャンパー」が登場。
これは、公共空間に設置する遊具やサイン(ストリートファニチャー)などを手掛ける企業・コトブキからの寄付により新設されたものだ。
■利用時間や対象年齢について
利用可能時間は10:00~17:00までで、天候により中止、利用時間の変更がある。
料金は無料。対象年齢は、旧「ふわふわドーム」は6~12歳までの小学生、新「ふわふわドーム」と「ベットジャンパー」は、3~6歳までの未就学児が対象となっている。
この機会に、安満遺跡公園を訪れてみては。
■安満遺跡公園
住所:大阪府高槻市八丁畷町12番3号
安満遺跡公園ホームページ:https://www.seibu-la.co.jp/park/ama-sitepark
高槻城がデザインされた御城印帳が登場
また、高槻市立しろあと歴史館で、高槻城がデザインされた御城印帳が、「城の日」にあたる4月6日(土)から販売されている。
■高槻城について
高槻城は、大坂夏の陣の後に徳川幕府が京阪間の要衝を守る城として整備された。
江戸時代には、大阪府下で城として機能したのは大坂城、岸和田城、高槻城の三城だけで、北摂では唯一の存在であることからもその重要性がわかる。
1649年には譜代大名の永井直清が入城し、以降13代約220年間にわたって永井家が治めた。
■お城ファンの要望から高槻城デザインの御城印帳を販売
高槻市立しろあと歴史館では、国指定史跡で「続日本100名城」に選定されている芥川城の御城印帳を販売している。
今回、高槻に来訪するお城ファンなどから「高槻城版の御城印帳も販売してほしい」との要望が多く寄せられたことで、新たに高槻城がデザインされた御城印帳の販売が決定した。
新しい御城印帳は、縦18.5センチメートル・横12.5センチメートルで20枚の御城印や武将印を収納可能。
御城印帳の表紙には、高槻城を描いた鳥瞰図と城主であった永井家の家紋である「永井鉄線紋」と「一文字三ツ星紋」が、裏面には城絵図が印刷されている。
■販売場所や開館時間について
御城印帳の販売場所は、高槻市立しろあと歴史館の窓口。開館時間は10:00~17:00まで、入館は16:30までとなっている。休館日は月曜日と祝日の翌平日。
郵送販売は不可で、売り切れ次第販売終了となる。価格は1部1,200円。
高槻来訪の記念に、新しい御城印帳をチェックしてみては。
■高槻市立しろあと歴史館
住所:大阪府高槻市城内町1-7
詳細ページ:https://www.city.takatsuki.osaka.jp/site/history/121750.html
(yukari)