Alpaca.Labが展開する運転代行配車プラットフォーム「AIRCLE(エアクル)」は、4月15日(月)19:00より沖縄県の石垣島にてサービス提供を開始する。「エアクル」の沖縄県展開としては、沖縄本島に次いで2エリア目の拠点となる。

また、運転請負サービス「AIRCLE ONE(エアクルワン)」も同時にサービス提供を開始。ドライバー不足の課題解決を目指す。

効率的な配車で到着時間を短縮

「エアクル」は、2020年8月に一般利用者向けサービスを開始。

利用者は13万ダウンロード、200業者500台以上が登録されており、累計注文数は30万件を突破したという。

効率的なアルゴリズムによる最適な配車により、配車確定まで平均30秒、平均到着時間は9分となり、従来と比較すると約80%以上の時間短縮に成功し、今までにない配車体験と業務改善を実現している。

「石垣島展開記念キャンペーン」実施

そんな「エアクル」が、石垣島にてサービスを開始する。

そして、初回のみ利用料300円割引となる「石垣島展開記念キャンペーン」を実施。「エアクル」アプリでクーポンコード「YECP47」を入力し、クーポンを取得すると、支払い時にクーポンが自動で適用される。取得期限は12月31日(火)までだが、上限に達した場合は予告なく終了する場合がある。

石垣島展開の背景

石垣島は、沖縄県内では沖縄本島、西表島に次いで3番目に広い島であり、石垣島をはじめとする8つの島からなる八重山諸島の主島でもある。

新型コロナウイルスの影響によって一時は観光客が減少したが、5類感染症に分類されて以降、八重山入域観光客数(※1)は最多を記録した2019年の8割の水準まで回復した。クルーズ船の運航再開も後押ししており、今後も新型コロナウイルスが蔓延する以前の入域者数が見込まれる。

しかし、石垣島がこうした活況になる一方で、それを支える交通インフラの課題が発生している。その1つとして、運転代行の供給不足が挙げられる。

石垣島で認定を取得している業者数は13業者と、沖縄県内全事業者(※2)の約1.9%程度に留まり、ドライバーの数も減少傾向にある。そのため、増加傾向にある運転代行の需要に対して供給が追いついていない状態だという。特に22時から2時のピークタイム時には、1時間以上待つことも珍しくないそう。

そこでAlpaca.Labは、島内の運転代行業者等と協力し、上記課題の解決に向けて「エアクル」および「エアクルワン」の展開を決定。「エアクル」で現場の稼働効率をあげつつ、「エアクルワン」で供給不足の根本的解消を目指す。

また、今後は行政や地元企業等と連携を強化し、地域の交通課題解決と経済の活性化につながる企画展開を行う予定だ。

南星運転代行代表の石垣氏のコメントは以下。

「私たちは、お客様の利便性向上と共に、ドライバーの管理・安全性向上、そしてサービス品質の向上を目指し、お客様と運転代行業者を結ぶ運転代行配車プラットフォーム『エアクル』の導入を決定しました。これまでの課題である、ピーク時における待ち時間や運転代行業者を探す手間を解消するため、エアクルはAIを活用し、最短で車両を手配することを可能にしています。今後エアクルが石垣島で浸透し、お客様の利便性向上と運転代行業者の業務効率化に繋がることを期待しています。

さらに、供給不足の根本的な原因であるドライバー不足に対して『エアクルワン』を導入しました。エアクルワンは、一般的な運転代行とは異なり、一人のドライバーが折りたたみ式の電動自転車を活用し、お客様のもとへ迅速に向かい、目的地まで安全に送迎します。

これらの課題解決に向けてエアクルを活用し、常にお客様に満足していただけるサービスを提供していきます。」

石垣島で運転代行が必要な時は「エアクル」「エアクルワン」を活用してみては。

Alpaca.Lab：https://alpacalab.jp/

※1 沖縄県HP 令和5年八重山入域観光客数統計概況：https://www.pref.okinawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/011/861/gaikyou202312.pdf
※2 沖縄県警察HP 自動車運転代行業認定業者一覧(令和6年3月末)：https://www.police.pref.okinawa.jp/docs/2015030100147/file_contents/R6_2403_ninnteigyousyaitirann.pdf

(Higuchi)