左右社から、「メガネキャラ」と「デブキャラ」たちに初めてスポットを当てた、類のない一冊『メガネとデブキャラの漫画史』2,200円(税別)が誕生!4月25日(木)に発売される。
メガネ・デブキャラの印象や固定概念を覆す書籍
マンガに欠かせない「メガネキャラ」「デブキャラ」だが、全体的に脇役で冴えない、メガネキャラ=ガリ勉、デブキャラ=食いしん坊というイメージを持っている人もいるのではないだろうか。
今回、そんな彼らに初めてスポットを当て、これまでの印象や固定概念を覆す書籍『メガネとデブキャラの漫画史』が誕生した。1970年代の少女マンガのヒロインから、現在連載中の青年マンガまで取り上げ、総勢130人越えのキャラクターたちが登場する。
魅力と個性溢れるメガネ・デブキャラが大集結
同書には、情熱家、文武両道、天才、中間管理職、メガネオタクのメガネキャラ、無敵のデブキャラなど、これまでの「ガリ勉」「食いしん坊」といった固定イメージを大きく外れる、自由で多種多様、魅力と個性に溢れるキャラクターたちが大集結。
国民的ヘタレ男子・『ドラえもん』野比のび太、笑顔なき天才ヒーロー・『ピンポン』月本誠、努力と冷静な判断力でチームを支える名脇役・『スラムダンク』木暮公延、ダメな中間管理職の典型・『美味しんぼ』富井富雄、真面目な現実主義者・『巨人の星』左門豊作、鈍足が唯一にして最大の弱点・『ドカベン』山田太郎、デブキャラにして最強の殺し屋・『SAKAMOTO DAYS』坂本太郎など、彼らの多様性を追うことで、時代とともに進化、アップデートし続けるマンガとキャラクターの変遷も追うことができる。
著者は南信長氏
『メガネとデブキャラの漫画史』の著者は、マンガ解説者であり、朝日新聞読書面コミック欄のほか、各紙誌でマンガ関連記事を企画・執筆する南信長氏。著書には、NTT出版『現代マンガの冒険者たち』『マンガの食卓』、角川書店『やりすぎマンガ列伝』、文春新書『1979年の奇跡』、扶桑社『もにゅキャラ巡礼』(楠見清氏との共著)などがあり、2015年より手塚治虫文化賞選考委員も務めている。
トークイベント開催
また、6月1日(土)19:00からは、『メガネとデブキャラの漫画史』刊行記念として、東京・下北沢の本屋B&Bにてトークイベント「あのキャラはなぜ<メガネ/デブ/ブサイク>なのか?」を実施。登壇者は、著者の南信長氏とマンガ研究者のトミヤマユキコ氏で、本屋B&Bに来店、またはリアルタイム配信で参加することができる。
現在トークイベントの予約受付中。見逃し配信もあるのでチェックしてみて!
『メガネとデブキャラの漫画史』で、マンガに欠かせない「メガネキャラ」「デブキャラ」たちの魅力を深掘りしてみては。
■本屋B&B
住所:東京都世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F
HP:https://bookandbeer.com/
左右社HP:https://sayusha.com/
トークイベント予約:https://bb240601a.peatix.com/
(佐藤ゆり)