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【石川県輪島市】食料の配布やゲーム大会も実施!むすびえが「能登半島地震支援イベント」を開催

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こども食堂の支援を通じて、誰もとりこぼさない社会の実現を目指して活動する全国こども食堂支援センター・むすびえは、5月5日(日)のこどもの日に石川県輪島市にて「応援しよう能登!つながろうこども食堂!こどもの日イベント2024」を開催する。

地域活性化や高齢者の健康増進にも役立つこども食堂

地域食堂、みんなの家などという名称にかかわらず、子どもが一人でも安心して来られる無料または低額の食堂がこども食堂だ。

各地で自発的に営まれ、子どもから高齢者までが集うこども食堂は「多世代交流拠点」として地域活性化や貧困対策、高齢者の健康増進などにも貢献している。

制度の裏付けはないが、2月時点で箇所数は9,132あることが明らかになっているという。内訳は、全国の小学校は約2万校、中学校は約1万校、児童館は4,000箇所とのこと。

能登半島地震の被災者を支援するイベントを開催


同団体は、1月1日(月)の地震発生以降、被災した中で生活を送っている地域の人々と子どもたちの成長を祝うとともに、避難生活で孤立しがちな地域で「つどう」「つながる」機会を創出する。

イベント当日は、ラーメンやチャーハン、ベルギーワッフルなどの食事提供、チップスなどのおやつ、レトルト食品などの食材配布、ハンドケア・フットケアサービス、散髪サービス、ゲーム大会、デコ歯ブラシ作りなどのワークショップを実施。

また、多くの企業・団体の協賛により、ポケモンのピカチュウがやってくるなど、さまざまなイベントを企画している。大人も子どもも笑顔になれるひとときが提供されるだろう。

むすびえの令和6年能登半島地震こども食堂支援とは


2024年元日の地震発生の報道を受け、同団体は全国のネットワークを生かし、日頃から情報連携している石川県ほか、被災地の関連団体と連携しながら支援活動を行っている。

基金設立を通じた緊急救援資金の助成だけでなく、企業・団体から被災地のこども食堂に向けた物資の仲介支援や、同団体のスタッフを現地へ派遣し、こども食堂開催などのボランティアを実施してきた。


今後は、2次避難している人々の孤独・孤立化の問題が顕在化していることを受け、そうした人々のためのこども食堂や居場所づくりに向けた支援の強化を検討中とのこと。

誰も取りこぼさない社会を目指すむすびえの活動

同団体のビジョンは、「全国に広がるこども食堂を通じて誰も取りこぼさない社会をつくる」こと。

こども食堂が全国のどこにでもあり、誰もが安心して行ける場所となるよう環境を整え、こども食堂を通じて、多くの人たちが未来をつくる社会活動に参加できるように活動している。

具体的には、各地域のこども食堂ネットワークを支援する地域ネットワーク支援事業、企業・団体とこども食堂支援を行う企業・団体との連携事業、こども食堂の実態を明らかにし普及・啓発する調査研究を行っている。

同団体は、2022年度は、のべ1,302団体に約5.2億円の助成を行った他、のべ11,052団体に対し約5.3億円(売価計算)の物資等支援を仲介した。

子どもも大人も楽しめる「応援しよう能登!つながろうこども食堂!こどもの日イベント2024」に参加してみては。

■「応援しよう能登!つながろうこども食堂!こどもの日イベント2024」概要
日程:5月5日(日)11時30分~14時30分
場所:正覚寺
住所:石川県輪島市河井町5-145-1
参加者見込み数:150~200人程度

令和6年能登半島地震 こども食堂支援活動レポート詳細:https://musubie.org/news/8651/

※ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。

(佐藤 ひより)

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