メキシコ生まれ東京育ちのバッグブランド「WOVEN(ウーブン)」から、伝統的なオトミ刺繍を施したバッグが新登場。EMC RETAIL STORE公式サイト「WOVEN」ページにて発売中だ。
一つひとつ手縫いで作り上げるオトミ刺繍
メキシコの伝統的な織物「テナンゴ」。小花や小鳥など、メキシコでよくみられる身近な日常からインスピレーションを受け、たくさんの色や模様を使う刺繍はオトミ刺繍としてもよく知られている。
オトミ刺繍の技術はとても細かく、一つひとつ手縫いで作られており、カラフルで繊細なデザインは、遠くから見るとプリントされた絵画のように細やか。
デザインを決めた後に、下書きをすることなく刺繍を施すため、熟練された技術と繊細なバランスが求められ、1つのデザインを仕上げるのに膨大な労力と時間がかかるという。
丁寧な手刺繍でいつものバッグを上質に
「WOVEN」は、メキシコでオトミ刺繍を受け継ぐ限られた職人さんと取り組み、オトミ刺繍の代表的なデザインながら一番難しいとされる、白い生地に複数の刺繍糸を施したデザインのバッグや使いやすい単色使いのバッグを展開。
単色使いでも一つひとつが手縫いのため、手に取った瞬間ほっこりと温もりを感じ、使っていくうちに馴染んでいくバッグが完成した。
いずれも本格的な手刺繍を大切にし、身近に感じられるように使いやすいトートに落とし込んで制作。思わず指先でそっと撫でてみたくなる立体的なデザインでパッと目を惹くバッグを多数取り揃えている。
メキシコの職人さんによる刺繍デザイン
オトミ刺繍が世界的に知られるようになり、国内外のブランドはメキシコの職人を使うことなくこぞってオマージュ的なデザインでオトミ刺繍を流用し、職人の生活を今も脅かしている。
「WOVEN」は、そのようなことが無くなるように、並外れた職人技である職人さんに敬意を持ち、この技術が長く受け継がれるよう、今回展開するアイテムの刺繍とデザインは全てメキシコの職人さんによって制作依頼。
購入した人に長く愛用してもらうことで、彼らの生活をサポート出来るように努めている。
商品の詳細
大容量の「ミドルサイズ」¥21,450は、刺繍が大きくなればなるほど、バランスや色合いなど、繊細な技術が必要とされるためマルチカラーとキレイめなスタイルに合わせられるようゴールドグリーンの2色を展開。
日常使いはもちろん、旅行やピクニックなどレジャーにも使えるような大容量なトートバッグとなっている。
「スモールサイズ」¥19,250は、幅37cm×高さ27cm×マチ13cmで、スモールサイズとはいえ、ペットボトルやお弁当もしっかり入る日常使いにはちょうど良いサイズ感のトートバッグ。
硬すぎず程よい柔らかさのキャンバスバッグなので、バッグインバッグとしても利用できる。
大人の装いにもさりげなく映えるシルバーグレー、ゴールドグリーンとマルチカラーの3色を取り揃えている。
WOVENについて
東京とメキシコの両方の良さが織り合った「WOVEN」は2019年にスタートし、「伝統的な模様に機能的なデザイン、高度な編みの技術で形崩れしにくい使いやすさ」を特徴とした商品を展開。
現在ではメルカドバッグだけではなく、サンダルやファブリックアイテムなど、東京とメキシコを繋ぐメキシコを自然に感じられるアイテムを取り揃えている。
毎日のコーディネートに、伝統的なオトミ刺繍を施した華やかなバッグを取り入れてみては。
EMC RETAIL STORE公式サイト WOVENページ:https://emcretail.com/collections/woven
(丸本チャ子)