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アウトドアブランド×奈良県の靴下工場。お酒やグラスを持ち運ぶ革新的緩衝材が登場

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西村商店が展開するアウトドアブランド「core rocca(コレロッカ)」は、キャンプなどでグラスやお酒を持ち運ぶ際に割れにくくするための輸送用緩衝材を開発。『BOTTLE COVER』と『GLASS COVER』各1,500円(税込)を発売した。

地場産業の活性化と革新を目指す


『BOTTLE COVER』と『GLASS COVER』は、日本一の生産量を誇る奈良県の地場産業、靴下工場と「コレロッカ」が共同開発した商品だ。地場産業の活性化と革新を目指し、技術はそのままに新しい商品の開発と販売で新たなニーズへの挑戦を始めた。今までありそうでなかった緩衝材で、地場産業の底上げすることを目指している。

簡単取付&コンパクト


同商品は、靴下の技術を使った、簡単に取り付けられる新しい緩衝材だ。


最大の特徴は、なんといっても緩衝力。試行錯誤し考えた厚めの生地を使用している。実証実験では、『GLASS COVER』にワイングラスを入れて、倒した状態で、奈良-熊本間を車で往復したが、割れずに運ぶことができたという。


同社の調査では、グラスやお酒を持ち運ぶ際に「エアーキャップやタオルでいちいち巻くのは面倒」「グラスケースは販売されているが、嵩張るから使いにくい」という声が多かったため、簡単に取り付けられて、コンパクトな商品にした。ボトルやグラスはもちろん、守りたい機器類などにも使用でき、薄くて軽く、使わない時は丸められるため嵩ばらないのが魅力だ。

使い勝手良し、デザイン良しの商品


また、プロトタイプをユーザーに利用してもらい、アンケートを実施したところ、「ただの緩衝材ではなく、飾れると良い」との声が多かったという。そこで、奈良県在住の漫画家で、某月刊コミックにて入賞もしているKAKERUさんのデザインをあしらい、おしゃれさをプラスした。


ラインアップは、『BOTTLE COVER』の「鹿の角」と、


「鎖」、


『GLASS COVER』の「鹿の角」と、


「鎖」となっている。

奈良県の活性化に一躍を担いたいという思い

コレロッカの開発責任者・濱口真一郎さんは、「私も、奈良県で育ち、奈良県に住んでいることもあり、奈良県の活性化に一躍を担いたいと考えていました。個人の活動として、ものづくりやコンテンツづくりをされている個人を集めて、定期的に『奈良会』を開催しています。その中で地場産業の問題点等に触れ、どうにか革新を起こせないかと日々商品を考えている中で、当商品が生まれました。汎用性と実用性を備えるため、難しかったのは生地の厚みとサイズです。何度も試作を繰り返し、やっとの思いで、当商品が完成しました。当商品が奈良県の地場産業の活性化へ貢献してくれることを切に願っております。」とコメントしている。

奈良県の地場産業である靴下工場の技術が活きた『BOTTLE COVER』と『GLASS COVER』を手に入れてみては。

商品販売サイト:https://official.corerocca.jp/

(山本えり)

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