勝山市観光まちづくり(通称:勝山DMO)は、国の登録有形文化財にもなっているえちぜん鉄道勝山駅の駅舎内で、5月9日(木)に「えち鉄カフェ」を再オープンする。
再オープンについて
えちぜん鉄道が2014年6月に開業した「えち鉄カフェ勝山駅」は、サイフォン式の本格コーヒーを楽しめるカフェとして愛されていたが、2023年6月末に営業を終了した。
勝山の玄関口である勝山駅で観光客を出迎え、バスや電車の待ち時間のほっと一息つける場所としてあり続けてきたこのカフェを何とかできないかと、えちぜん鉄道と勝山市観光まちづくりが協議した結果、勝山市観光まちづくりが運営会社となり、閉店していた「えち鉄カフェ」を、今回再オープンすることになった。
観光案内機能を備えた「えち鉄カフェ」
「えち鉄カフェ」のコンセプトは「cafe&travel」。北陸新幹線県内開業により、3月の鉄道利用人数が前年比で約170%(※)になるなど、今後さらに賑わいを見せることが予想されるため、コーヒーの提供だけでなく、観光案内も行う。
また、観光客だけでなく、市内の人も訪れた時に「旅」を感じることができるような空間を目指している。
コーヒーの販売に関しては、まずはコーヒーマシンでコーヒーを提供するテイクアウト専門店として営業し、ゆくゆくはドリップで丁寧に淹れたコーヒーや軽食を提供する予定だという。
営業時間は10:00~16:00で、定休日は火曜日と水曜日。
メニューは、「コーヒー(Hot・Ice)」300円、「カフェラテ(Hot・Ice)」350円、「ジュース(オレンジ・アップル)」300円となっている。
勝山市観光まちづくりについて
勝山市観光まちづくりは、勝山市および周辺地域における観光の産業化をビジョンに、再来訪したくなるサービスの提供、観光ニーズを理解しチャレンジできる環境の提供、若者が活躍できる場所の提供をミッションに掲げ、2016年6月に設立された。勝山市周辺エリアの観光PR、人材育成や、日本最大級の品揃えを誇る恐竜専門店、道の駅の施設運営、商品開発やツアー開発などの事業に取り組んでいる。
コーヒーの販売や観光案内も行う、大正レトロな雰囲気の「えち鉄カフェ」を訪れてみては。
■えち鉄カフェ
住所:福井県勝山市遅羽町比島34-2-7
※えちぜん鉄道プレスリリース「新幹線開業後の状況について」(2024年4月11日)より参照
(yukari)