東京都港湾局は、東京都江東区の海の森にて、小学4年生から中学3年生を対象とした「海の森の野外授業」を、5月18日(土)・19日(日)に実施する。
自然と触れ合いながら、環境問題や先端技術を学ぶ海の森ならではの特別プログラムだ。
事前申込制となり、追加募集の締め切りは5月12日(日)まで。
ごみの島を生まれ変わらせる取り組み
「海の森プロジェクト」は、東京港の中心部に浮かぶごみの島を、『資源循環』『協働』という2つのコンセプトに基づき、都民や企業の協力のもとで美しい森に生まれ変わらせる東京都の取り組み。
平成19年度~27年度の間に、都民参加により延べ約24万本を植樹した苗木も順調に生育しており、2025年3月に公園として全面開園を予定している。
そんな普段は立ち入ることのできない海の森での、未来に向けた特別プログラムが今回実施される。
自然と触れ合いながらSDGsなどを学ぶ
午前の部では「リアル謎解きSDGs in 海の森公園」と題し、謎解きをしながらSDGsについて学んでいく。午後は特別講師を招き、生き物を通じて自然環境を学ぶ授業を行う。
特別講師を招いての授業の内容は以下の通り。
18日(土)には、静岡大学教育学部・加藤英明先生による「春の生き物探しなどの自然観察」、19日(日)には東京海洋大学名誉博士・客員教授のさかなクンによる「ギョギョッ! さかなクンと学ぶ おさかなと環境のおはなし」を予定している。
さらに、海の森水上競技場へ移動し、「SusHi Tech Tokyo 2024」にて未来に向けた様々なテクノロジーやアイデアを見学する。
プログラムの詳細としては、18日(土)の部では「リアル謎解きSDGs in 海の森公園」、静岡大学教育学部・加藤英明先生による「春の生き物探しなどの自然観察」、「SusHi Tech Tokyo 2024見学」を実施。
19日(日)の部では「リアル謎解きSDGs in 海の森公園」、東京海洋大学名誉博士・客員教授のさかなクンによる「ギョギョッ! さかなクンと学ぶ おさかなと環境のおはなし」、「SusHi Tech Tokyo 2024見学」を実施予定だ。
申し込みや会場へのアクセス等の詳細情報については、特設ページにて確認してほしい。子どもだけでなく、大人の好奇心もかきたてる、楽しいプログラムにワクワクしそう!
■「海の森の野外授業」イベント概要
開催日程:5月18日(土)・19日(日)
所在地:東京都江東区海の森三丁目
実施時間:各日9時30分~16時00分まで(※荒天中止)
参加対象:小学校4年生~中学生(小学生は1名の保護者同伴)
参加方法:事前予約(希望人数多数の場合は抽選。抽選結果は14日(火)までに連絡)
野外授業ホームページ:https://uminomori-kodomofes.tokyo/yagai-jugyo/
関連ホームページ:https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/kanko/uminomori/kodomo_fes_2024.html
(鈴木 京)