大阪府河内長野市にある植物園「花の文化園」のアジサイは、園全体で約140品種920株。青・白・ピンク・赤紫などの花々が咲き競い、毎年好評だ。
6月1日(土)~30日(日)に開催される今年のアジサイまつりは、これに加えアジサイ園までの道のりでも楽しめるよう、小川にアジサイを配置したエリアを設けた。
1年を通して充実したガーデンを楽しめる
大阪府立花の文化園は、バラ園やクレマチス園、ボタン園、クリスマスローズガーデン等、季節ごとの花が咲く各種ガーデンに加え、1年を通して見どころに溢れた大温室といった充実したガーデンを楽しむことができる。
気に入ったものは購入も可能
アジサイ(紫陽花)は万葉の昔から雨とセットで詠われてきた6月を代表する植物。小さな花の集まりから「家族団欒」が花言葉として添えられることもある。
園内栽培の品種には、細めの茎に自然と丸みを帯びる白い装飾花「アナベル(Annabelle)」や、
淡い色あいの八重咲品種「てまりてまり」がある。
これらのほか、ヤマアジサイの有名品種「紅(クレナイ)」、「エゾアジサイ」「ヒメアジサイ」などのヤマアジサイの変種やコアジサイ、青が鮮やかな「ブルーフレッシュ」など、植物園ならではの多彩な花々を楽しむことができる。
アジサイまつりでは、小川沿いのベンチで涼を感じてアジサイを観賞した後、園自慢のアジサイ園を堪能しよう。小川のアジサイ鉢は、気に入ったものがあれば購入することも可能なので、来園の記念に、自宅でも美しい花を楽しんでみて。
アジサイの育て方講習会を開催
アジサイまつりでは、6月15日(土)11:00から「アジサイの育て方講習会」を実施する。参加特典として、花の文化園内のショップやレストラン、カフェの共有500円券が進呈される。
所要時間は1時間程度で、鉢物アジサイの講習後、アジサイ園に移動する。少雨決行で、荒天中止となる。定員20名の事前予約制となっている。定員に満たない場合のみ当日受付あり。料金は、1,000円/人(※)。
限定メニューを提供
アジサイまつりでは、温室2階の園内カフェにて「季節限定アジサイ型クッキーをあしらった白桃アイスクリーム」を販売。
さらに園内レストランでは数量限定で「あじさいと桃のデザートプレート」も販売される。
また園内ショップでは、アジサイ花苗とアジサイモチーフ雑貨が販売されるほか、紫陽花の傘貸出し企画(フェリシモ主催フォトコンテスト)エントリーも実施する。
6月のイベントをチェック
園では、6月上旬には、例年ササユリ、フクシア、
サルビア、アサザのほか、
キダチベコニアなどの植物が見頃を迎える。
6月の主なイベントとして「ギボウシ展」を5月中旬~6月中旬に開催。「初夏の山野草展」は6月4日(火)~9日(日)に開催、富貴蘭などの展示も6月29日(土)~30日(日)に開催される。
この機会に、大阪府立花の文化園のアジサイまつりへ、訪れてみては。
■大阪府立花の文化園
所在地:大阪府河内長野市高向2292-1
営業時間:3月~9月 9:30~17:00
定休日:毎週月曜(月曜が祝日の場合は翌日)
入園料(税込):大人580円 高校生290円
公式サイト:https://hanabun-osaka.witc-pm.jp
※ 別途入園料は必要
(江崎貴子)