ひらまつが運営する福岡・天神のイタリア料理店「リストランテKubotsu」の料理長が自ら生産地を訪れて厳選した、トマトとみかんを使用するオリジナルのジュース「Kubotsuトマトジュース&みかんジュース」が今年も販売中だ。
九州食材にこだわる「リストランテKubotsu」
“九州の食材が奏でる唯一無二のイタリア料理”と称されている「リストランテKubotsu」。料理長を務めるのは、窪津朋生さんだ。
同氏は、九州各地の生産者の元へ自身の足で訪れ、素材を手に取り、味わい、生産者の考えと取り組みに共感し、至高の一皿へと昇華させている。
長崎・諫早のミニトマトを使用
窪津朋生さんが今回訪れたのは、共にトマトジュースを作り3年目を迎えるミニトマトの農家「アグリポート森山」。長崎県諫早の干拓地1.8haという広大な敷地に、ハウスでミニトマトを生産している。
「アグリポート森山」代表理事の水頭祐一郎さんは、「干拓地だったこともあり、開業当初は塩が土に上がって作物を育てるには適していませんでした。塩が上がらないよう年月をかけて土を調整し、今の畑となっています。本当は割れるぐらいに熟した実が美味しいのですが、そうするとカビなどの原因となるので完熟直前で収穫しています」と話す。
窪津朋生さんは「アグリポート森山」のトマトについて、「酸味と甘味の理想的なバランスがこのトマトを選んだ決め手。トマトの味わいを楽しんでいただくために、果実味がありつつ、酸味もきちんと感じるガスパチョを思わせるジュースを目指しました」と語っている。
「黒酢みかん」を使用したジュースも登場
みかんジュースで使用しているのは、佐賀県太良町の温暖な気候で育った「かねひろ」の黒酢みかん。
黒酢みかんは、みかんの木に黒酢アミノ酸を使用することで、果樹のエネルギー代謝と活発な光合成を促進させて栽培するのが特徴だ。その結果、アミノ酸による旨味向上と酢酸の殺菌効果により、低農薬の安全で美味しいみかんになるという。
2004年当時に全部で7haの農地を買い上げてスタートさせたみかん作りも、最初は苦労の連続だったという。「かねひろ」代表の川﨑豊洋さんは「現在は約20haの広大な敷地に約50,000本のみかんを育てていますが、全部植え終えたのは始めてから3年後でした。今年で20年目になりますが、やっと皆様にお届けできるみかんが作れるようになったという気持ちです」と語る。
「Kubotsuジュース」に使われるのは、12月に収穫されるみかん。しっかりとしたコクと甘味が特徴だ。「生搾り100%のジュースなので、みかんの味の良し悪しがダイレクトに出ます。だからこそ安定して美味しいみかんを作っていただける川﨑さんのみかんを選びました」と窪津朋生さんは話す。
商品概要
トマトジュースもみかんジュースも原材料はそれぞれの素材のみ。保存料はもちろん、調味料も一切加えない正真正銘のストレートジュースで、そのまま飲むだけでなく、料理にも使用できる。厳選素材で作った特別なジュースは贈答用としてもおすすめだ。
「リストランテKubotsu」では食事で提供するほか、テイクアウト商品も用意している。レストランでは、グラス1杯1,243円(税・サ込)、テイクアウトではボトル(720ml)1本3,240円(税込)で取り扱っている。
また、「肥前みかん屋」のオンラインショップでも購入可能。「Kubotsuトマトジュース&みかんジュース2本セット」6,696円(税込)、「Kubotsuトマトジュース6本セット」「Kubotsuみかんジュース6本セット」各19,926円(税込)などを販売している。詳細は、下記URLで確認を。
九州食材のおいしさが感じられる「リストランテKubotsu」のトマトジュースとみかんジュースを堪能してみて!
◼︎リストランテKubotsu
住所:福岡県福岡市中央区天神2-5-55 レソラ天神4F
公式サイト:https://www.hiramatsurestaurant.jp/kubotsu
「肥前みかん屋」オンラインショップ商品ページ:https://www.hizen-mikanya.co.jp/SHOP/266096/list.html
(田中彩文)