“日本一の刃物のまち”岐阜県関市のふるさと納税にて、ナイフ職人・松田菊男さんが製作したアウトドアナイフ「翡翠(かわせみ)」が、5月24日(金)19:00より10本限定で出品される。受付サイトは楽天ふるさと納税で、寄附価格は300,000円となっている。
松田菊男さんについて
岐阜県関市に事業所を構えるKIKU KNIVES(通称キクナイフ)の代表を務める松田菊男さんは、世界的に有名なナイフ職人として、世界各国の多くのファンを魅了している。
製作歴50年以上の経験を元に、フリーハンドでのブレイドの研削を得意とし、日本古来のスタイル「蛤刃(はまぐりば)」に仕上げる技法は真似できない技として海外でも非常に評価が高く、William Henryのブレイドを一手に引き受けるなど海外からの依頼も多数。松田さんが作るナイフは大変人気で、オンラインショップでは販売直後に売り切れとなることが多く、なかなか手に入れられないナイフブランドだ。
アウトドアナイフ「翡翠」の特徴
松田菊男さんが関市のふるさと納税のためだけにデザイン及び製作したふるさと納税限定モデルのアウトドアナイフ「翡翠」は、美しい刃紋と類をみない流線形のフォルムが特徴。
思わず見入ってしまう独特な刃面模様と刃先の形で、50年以上の経験をもとに、フリーハンドで丸みのある刃先に仕上げられている。
ハンドルは、抜群にホールド感のある握りやすい形状。重量約321gとずっしりとした手応えのあるナイフでも扱いやすくなっている。ハンドルカラーは、関市の色「若草色」を採用。独特なグリーンがアウトドアシーンにぴったりだ。
ナイフには、10本すべてに、限定品の証である限定製作数を示す「1/10」の刻印が入っている。
さらに、持ち運びに便利なシース(鞘)とポーチも付属。「軽い・丈夫・高い防水性」の3拍子が揃ったカイデックス製のシースは、アウトドアシーンにうってつけだ。ポーチ内で動かないようホルダーでがっちり固定できるうえに、クッション性の高い素材で衝撃からナイフを守る。
ナイフの全長は約299mm、刃渡は約177mm、重さは約321g、厚みは約5mm。ハンドル材はG-10で、鋼材はOU-31となっている。
出品までの経緯
関市ふるさと納税チームは、新規返礼品開拓のため、日々地場産品に関わる情報収集を行っている。
しかし、キクナイフのオンラインショップはいつも売り切れ。ふるさと納税出品の打診をしても、多忙な業務のなかでさらに負担をかけてしまうかも、となかなか声をかけられずにいたという。
そんなとき、「関市のキクナイフさんが東京のナイフショーで出店してたんだけど、大行列で即完売だったよ」と、関市ふるさと納税チームのメンバーの知人から一通のメールが届いた。
改めて松田さんのナイフの根強い人気を痛感するとともに、「そんなキクナイフさんが日本一の刃物のまち“関市”にあることをアピールしたい!!」という思いが強くなったそうだ。
そこで、市内にあるキクナイフのお店へ。そこに松田さん本人がいたため、ふるさと納税出品の提案をしたところ、「関市のためってことならええよ(いいよ)!!!」という返事とともに、既存製品の出品ではなく、ふるさと納税限定モデルを作ってもらえることに。品名の「翡翠」とハンドルカラーの若草色は、関市が制定している「市の鳥」「市の色」を採用してもらい、関市ならではのナイフとなった。
“日本一の刃物のまち”岐阜県関市について
古くは700余年前、関の地が日本刀の産地として隆盛を極めたことにはじまり、その刀鍛冶の技術が刃物づくりに受け継がれ、関市は現在、包丁・ナイフ・ハサミ・爪切りなどの刃物製品出荷額全国1位を誇っている。
また、「MADE IN SEKI」の刃物は世界的にも人気を博し、イギリスのシェフィールド、ドイツのゾーリンゲンと並び、世界三大刃物産地として数えられおり、世界中に多くの愛用者がいる。
返礼品の包丁は驚くほどの切れ味で、耐久性にも優れており、簡単なメンテナンスで一生モノになる。このほか、キッチンはさみ、ピーラー、ナイフ、爪切りなど1,000品を超える刃物製品がそろっている。
また、関市のふるさと納税では、岐阜が世界に誇るブランド牛「飛騨牛」、日本三大清流「長良川」で採水した天然水、ブリヂストンのゴルフボールなど多彩なラインナップから選ぶことができる。
この機会に、岐阜県関市のふるさと納税をチェックしてみては。
岐阜県関市楽天ふるさと納税:https://www.rakuten.ne.jp/gold/f212059-seki/
(yukari)