空調関連部材や太陽光関連部材の開発などにおいて、北海道で60年の歴史と確かな設計・製造技術と提案力に定評のある「ヤブシタ」のグループ会社である「MONOづくり」は、5月30日(木)、日本全国の伝統工芸品を後世に伝えていくため、“和モダン”をテーマとするミュージアム型ショールーム「和モダン N6 北円山」を札幌市にグランドオープンする。
和モダン特化型施設「和モダン N6 北円山」
今回オープンする「和モダン N6 北円山」は、モノづくりをこよなく愛する「ヤブシタ」が、全国の伝統工芸品を生み出す職人たちへの敬意を込めて、厳選した作品を販売する施設。一点一点の作品が放つ独特の魅力から、トータルコーディネートでの魅力まで、ユーザーのあらゆるニーズにワンストップで応える和モダン特化型施設として誕生する。
伝統工芸品等を各種展示
「和モダン N6 北円山」では、日本の誇る伝統工芸品の職人たちが連綿と受け継いできたそれぞれの魅力を展示するとともに、職人たちとコラボレーションした現代的センスのオリジナル家具の販売も実施。職人たちへの敬意を込めつつ、職人の高齢化や後継者不足などの課題を内包する伝統工芸の世界を応援していく。
大川組子、
江戸切子、
南部鉄器、
寄木細工、
越前打刃物、
ドライ盆栽など、伝統工芸品等を各種展示するほか、オリジナルの和モダン商品も多数展示販売。
予約をすれば、着付け体験・お茶体験も楽しむことができる。
職人の息吹が感じられるヤブシタオリジナル商品
現在、伝統工芸品を取り巻く環境は年々厳しくなっており、2000年頃と比較すると、生産額・従業員数ともに全国的に半分以下まで落ち込んでいる。また、伝統工芸の多くはその工程が細分化されており、どの工程においても職人の高齢化や後継者不足が問題となり廃業が相次いでいる状況だという。
このままでは、素晴らしい日本の伝統文化が気づかないうちに消滅してしまう。そして、その技術力の精密さから、消えてなくなってしまったら二度と復活できないものばかりだ。
そこで、職人の技術を活かしながら現代のライフスタイルにもマッチする、ヤブシタオリジナル商品を開発した。すべての商品に職人の息吹が感じられるはずだ。
新しくて古い、最新の日本伝統工芸空間、和モダン特化型施設「和モダン N6 北円山」で、日本全国の伝統工芸品や、伝統工芸と現代的なセンスが融合するオリジナル商品を通して、“和モダン”に触れてみては。
■和モダン N6 北円山
住所:北海道札幌市中央区北6条西23丁目1‐14 2F
HP:https://japanese-modern.co.jp/
(佐藤ゆり)