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【長野県】軽井沢星野エリアの110周年を記念したSDGsツアー開催。自然との共生と歴史を体感

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星野リゾート創業の地である軽井沢星野エリア(以下、星野エリア)は、2024年で110周年を迎えた。それを記念し、6月7日(金)~30日(日)の期間中、毎週金・土曜日にSDGsツアー「めぐみ巡るほしの」が開催される。

このツアーでは、約1時間かけて星野エリア内を巡りながら、この場所の歴史やサステナブルな取り組みを星野リゾートのスタッフが案内する内容となっている。

「めぐみ巡るほしの」について


「軽井沢の森を愉(たの)しみ、森を識(し)る」をテーマにしたSDGsツアー「めぐみ巡るほしの」。開催の背景には、自然豊かな軽井沢で「自然との共生」をテーマにリゾート運営を行ってきた歴史がある。

星野エリア内にある滞在型リゾート「星のや軽井沢」は、前身である「星野温泉旅館」の開業当初から水力発電を活用。さらに、自然環境と観光の両立を図り、野鳥研究室を設立するなど、自然との共生につながる活動を行ってきた。


これらの積み重ねが現在のSDGsの活動にも繋がっていることから、このツアーを通して、星野リゾートの価値観の礎となっている事柄を知ってもらう、1つの機会になればと企画された。

「めぐみ巡るほしの」の特徴


ツアーの1つ目の特徴は、110年続く、自然と共生するリゾートの姿に触れることができることだ。木々が美しい新緑の季節にエリア内を散策しながら、星野リゾートが行うサステナブルな取り組みについて聞くことができる。

星野エリアでは、創業当初の1917年に木製水車で自家用発電を開始。1929年には本格的なタービンを導入し、自家用小水力発電所を誕生させた。

このツアーでは、現在も発電機を入れ替えながら稼働を続ける水力発電所と、これまで一般公開されてこなかった「星のや軽井沢」に立ち入ることができる。

また、水力発電の原動力になっている「星のや軽井沢」の中央を流れる川の周辺を歩きながら、開業時のエピソードやランドスケープについても話を聞くことができる。


2つ目の特徴は、サステナブルな日本酒のお土産だ。SDGsという言葉が生まれる前から環境経営に取り組んできた星野エリア。

運営によって生じる廃棄物の焼却埋め立てごみが限りなくゼロに近づくよう、施設から出るごみを28種類に分別している。

今回、参加客へのお土産として用意される日本酒は、生ごみからできた堆肥で育った米を原材料にしてつくられたものだ。

敷地内のあちこちに野花が咲いていたり、野鳥が飛んでいたりと、自然を感じることができる星野エリアで、彼らが守ってきた環境について学んでみては。

■「めぐみ巡るほしの」概要
開催期間:6月7日(金)~30日(日)の毎週金・土曜日
開催時間:14:00~※所要時間は60分前後
料金:大人 1,500円、中・高校生 1,000円(税込)
定員:10名
場所:軽井沢星野エリア内ピッキオ/長野県北佐久郡軽井沢町星野
公式ホームページ(予約):https://www.hoshino-area.jp/110th
※ツアー開始の1時間前までに要予約

(柿崎真英)

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