長野県千曲市では、同市への移住検討者に向けた専用サイト「ちくま、つく間に。」をリリースした。移住を検討している人が理想の暮らしを叶えるまでサポートし続けるサイトとなっている。
移住者検討者が注目する千曲市
あんずの里、姨捨の棚田、戸倉上山田温泉など、観光地として知名度のある千曲市。同市は今、移住検討者たちからも熱い注目を浴びているという。
その理由として、首都圏や日本海側とのアクセシビリティに優れ、土地が安く、スーパーマーケットなど現代人のライフラインともいえる施設が数多くある事が挙げられる。
千曲市では、「タイムパフォーマンス」「コストパフォーマンス」「スペースパフォーマンス」を、同市の3つの魅力「タ・コ・ス」として掲げている。
サイトの特徴
「ちくま、つく間に。」では、移住に向けた段階を1歩1歩進んでもらいたいという願いを込めた「ステップバイステップ」方式で必要な情報を丁寧にわかりやすく提供。移住を考え始めてまもない人でも迷うことのないよう、シティプロモーションや観光要素を含んだ表現をあえて避けて説明している。
具体的には、STEP1「ちくまを知る」、STEP2「移住を考える」、STEP3「行ってみる」、STEP4「情報を集める」、STEP5「相談する」という5段階がある。
また、「冬の暮らしに必要なものは何ですか?」「動物病院はありますか?夜間診療は可能ですか?」など、100以上の豊富なQ&Aを用意。移住を検討する人たちの不安を一つひとつ解消できるよう、さまざまな疑問にカテゴリー別できめ細かく対応している。
移住検討ノートの無料配布や体験ツアーなども実施
さらに、サイトの公開に合わせ、後悔のない移住の1歩を踏み出してもらうために、移住前の考えを整理できる千曲市移住検討ノート「あんずるノート」を作成。書き込み式で、千曲市特産の「あんず」が熟するように、移住前にじっくり「案じて(考えて)」ほしいという願いを込めて、「あんずるノート」というタイトルにしたそうだ。
今回公開したサイトで常時申し込みを受け付けており、無料で郵送してもらえる。
そのほか、毎月1回オンラインで移住について気軽に話せる「おしゃべり移住サロン」を開催。また、職員が地域の魅力を紹介する「魅力体験ツアー」も実施している。
移住検討者たちが注目するまち・千曲市が気になる人は、「ちくま、つく間に。」をチェックしてみては。
ちくま、つく間に。:https://www.chikuma-iju.jp
(Higuchi)