今年も日本各地でツバメの姿が見られる季節になった。「日本野鳥の会」は、5月30日(木)より、ツバメの観察方法や見どころを紹介するパンフレット『ようこそツバメ』を、希望者全員に無料でプレゼントしている。
ツバメたちをあたたかく見守る気持ちを広める
ツバメは古くから里山の自然の中で生きてきた、人と自然との共存を象徴する鳥だ。しかし近年、ツバメは減少しているといわれている。原因として、農耕地や日本家屋の減少に伴う餌場や営巣環境の変化などが考えられており、不衛生を理由に巣が落とされてしまうケースも報告されているという。
「日本野鳥の会」は、身近な場所でツバメを探して観察することで、ツバメを取り巻く環境を知ってもらうとともに、ツバメたちをあたたかく見守る気持ちを広めていきたいと考え、ツバメについて学べるパンフレット『ようこそツバメ』を作成し、配布している。
ツバメの観察方法や見どころを紹介
『ようこそツバメ』は、ツバメはこんな鳥/日本で見られるツバメのなかま/ツバメの子育てを見てみよう/ツバメの現状などで構成。
ツバメの基礎知識や観察の方法、観察時の注意点などが一枚にまとめられている。また、ツバメの子育てのプロセスや見どころがイラストで解説されている。
申し込み方法
申し込みは、インターネット、郵便、FAXで受付。インターネットの場合は、「日本野鳥の会」のHP内にある専用フォームから申し込める。郵便、FAXの場合は、必要事項を記入のうえ、「日本野鳥の会 ようこそツバメ係」まで送付しよう。
詳細は、『ようこそツバメ』無料プレゼントページで確認を。
また、応募者多数の場合は、発送に時間がかかることがある。
「日本野鳥の会」について
「日本野鳥の会」は、「野鳥も人も地球のなかま」を合言葉に、野鳥や自然の素晴らしさを伝えながら、自然と人間とが共存する豊かな社会の実現をめざして活動を続けている自然保護団体。シマフクロウやタンチョウなどの絶滅危惧種の保護活動を行うほか、野鳥や自然の楽しみ方や知識を普及するため、イベントの企画や出版物の発行などを行っている。会員・サポーター数は約5万人。野鳥や自然を大切に思う人ならば、誰でも会員になれる。
パンフレット『ようこそツバメ』を読み、身近な動物のツバメについて深く知ってみては。
『ようこそツバメ』無料プレゼントページ:https://www.wbsj.org/activity/press-releases/press-2024-05-30/
日本野鳥の会HP:https://www.wbsj.org
(ソルトピーチ)