京都・祇園にあるホテル「The Shinmonzen」にて、日本の伝統文化に基づく、現代における暮らしの作法を提唱する「OGATA」のブティック「OGATA at The Shinmonzen」が、6月6日(木)にオープンする。
「OGATA」について
「OGATA」は、自然との共生により受け継がれてきた日本の伝統文化に基づく、現代における暮らしの作法を提唱すべく創業した。
2020年に総合的な体験の場としてフランスに「OGATA Paris」を開店。茶・料理・工芸品・おもてなし・文化という5つの柱を軸にトータルな体験を提供している。そして、世界中の人とつながり、文化が育まれていくことを目指している。
お茶・菓子・茶器・生活道具など販売するブティック
「OGATA at The Shinmonzen」は、日本茶の特徴をとらえた独自の製法によるブレンド茶を展開する「T., Collection」をはじめ、菓子や茶器、生活道具のほか、香りを販売するブティックだ。
店内左側のエリアには、「T., Collection」を中心に、羊羹やカステラなど日本茶と好相性の菓子、急須や湯呑などの茶器が並ぶ。「T., Collection」の試飲のほか、テイクアウトも用意される。
カウンターの諫早石は、幕末から明治にかけて日本茶の輸出が盛んだった長崎において、石畳や石橋などに用いられてきたもの。この諫早石には日本茶を世界へと広めていきたいという願いが込められている。
店内右側のエリアには、陶磁器をはじめ、鐡・錫・銅・漆・硝子・木・竹など、それぞれの素材がもつ新たな可能性を追求し、日本が誇る伝統技術を用いて製作したさまざまな生活道具が並ぶ。また、日本では初披露となる「OGATA」ならではの香り「YOKA」とお香の道具も登場する。
独自製法のブレンド茶を展開する「T., Collection」
「T., Collection」では、煎茶をはじめ、玉露や焙じ茶、番茶のほか、紅茶や烏龍茶などさまざまな日本茶と果実や穀物などを合わせたブレンド茶を展開。香り、味わい、後味の余韻など日本茶の妙味を楽しめる。
一日の始まりにふさわしいさわやかな味わいから、菓子や食事にもよく合うもの、睡眠前にも安心して飲めるものまで10種類のブレンド茶のほか、季節に合わせたブレンド茶も用意。リーフティーのみならず、ティーバッグもあるので、誰でも簡単な淹れ方で美味しく飲める。
また、土に還る天然素材でつくられた同ブランドのパッケージは3つの役割を持つ。お茶の容器、お茶を淹れる茶器、お茶を飲む湯呑として利用できる。
5種類の香りを愉しめる「YOKA」
「OGATA」は、東洋の香り文化を再解釈し、天然由来の原料でつくられた香りを身にまとう、香りの新たな愉しみ方を提案している。
「YOKA」では、伝統的なお香に使われてきた品質のよい天然由来の原料を独自の製法で丁寧に調合した香りを用意。嗅覚を研ぎ澄ませて香りの原点に立ち戻るために、あえて古来の製法に則って調合している。
白檀や藿香(かっこう)などを合わせたOGATAを象徴する香りをはじめ、古都京都を表現した香りなど、5種類の香りを体験できる。
洗練された組み合わせを生み出すことでつくりだされる現代の感覚に合った香りは、燃やさず、温めず、常温で香る。また、添加物を加えていないため肌にもやさしく、身につけて愉しむこともできる。
「The Shinmonzen」について
「The Shinmonzen」は、安藤忠雄氏による現代的な日本のデザインと、コスモポリタンなインテリア、ワールドクラスのコンテンポラリー・アートのコレクションからなるスモールラグジュアリーホテルだ。
伝統的な日本の旅館にインスピレーションを受けた同ホテルの9つのバルコニー付きスイートルームからは、祇園白川を臨める。また、隠れ家のような空間だからこその、パーソナルなサービスが体験できるのだそう。
「OGATA at The Shinmonzen」で、日本の伝統文化に基づいた、現代における暮らしの作法に触れてみては。
■OGATA at The Shinmonzen
住所:京都市東山区新門前通西之町235
営業時間:10:00~18:00
定休日:無休
URL:https://theshinmonzen.com/jp/boutique/ogata
「OGATA」URL:https://ogata.com
「The Shinmonzen」URL:https://theshinmonzen.com/jp
(Higuchi)