福岡市在住のライターが、地元のイベント情報をお届け。今回は、豊前市の枝川内あじさいランドで6月23日(日)まで開催中の「第15回枝川内あじさい祭り」について紹介しよう。
地元の人々が植樹したあじさいたちが見ごろに
枝川内地区では「小さなむらの大きな挑戦 日本一のアジサイランド」を合言葉に、地元の人々が毎年あじさいの植樹を続けてきた。
今ではその数が、約16,000株にものぼる。あじさいがきれいな花を咲かせる6月には、例年「枝川内あじさい祭り」を開催。
毎年多くの人が訪れるイベントだ。
イベント概要
今年の「第15回枝川内あじさい祭り」でも、さまざまな催しを開催。期間中の土曜・日曜の9:00~15:00には、農林産物・特産品の販売が行われる。また、6月17日(月)と6月20日(木)の11:00~は、枝川内茶屋あじさいの里にそば屋も開店する。
さらに、今年もフォトコンテストの写真を7月31日(水)まで募集中。枝川内あじさいランドの美しいあじさいを撮影して、とっておきの一枚を応募してみよう。昨年2023年の作品は6月30日(日)まで、岩屋活性化センターに展示されている。
あじさい祭り終了後の7月7日(日)9:00~は、あじさい剪定会を開催。挿し木の仕方を教わることができるほか、剪定したあじさいを好きなだけ持ち帰ることもできる。
詳細は、豊前観光まちづくり協会のWebサイト内にある、イベントページから確認できる。枝川内あじさいランドの開花状況も、同サイトの「開花だより」ページから確認が可能だ。
豊かな自然と伝統文化が魅力の豊前市
大分県まで車で約10分という、福岡県東部に位置する豊前市。春先に求菩提山の中宮で行われる「お田植祭」をはじめ、八屋祇園・宇島祇園・松江祇園など、地域の人々が受け継いできた沢山のお祭りが、1年を通じて行われている。
秋の始まりに行われる豊前神楽は、国の重要無形民俗文化財の一つだ。
県内最大級を誇る、求菩提キャンプ場の麓にある河川プールや畑の冷泉は、夏の避暑地にもおすすめ。豊かな自然と伝統的な文化が感じられる魅力的なまちだ。
地元民の思いのこもったあじさいが咲き誇る、枝川内あじさいランドに足を運んでみて。
■枝川内あじさいランド
所在地:福岡県豊前市岩屋1167
「第15回枝川内あじさい祭り」詳細ページ:http://www.buzen-kk.jp/osusume_ajisaiFes.html
「開花だより」ページ:http://www.buzen-kk.jp/hanatayori_top.html
田中彩文(たなかさあや)
福岡市出身のライター。福岡の好きなところは、どこに行ってもおいしい食べ物と出会えるところ。カフェやパン屋さんめぐり、散歩がマイブーム。