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【岐阜県高山市】船山山頂の「レンゲツツジ」&無印良品南乗鞍キャンプ場の「サラサドウダン」に注目

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岐阜県高山市の今が見頃の花の話題をお届け!久々野町の船山山頂に咲く「サラサドウダン」と無印良品南乗鞍キャンプ場の「レンゲツツジ」の情報をチェックしていこう。

釣鐘状の繊細なツツジの花を愛でよう

6月10日(月)撮影

岐阜県高山市久々野町の標高約1,480メートルの船山山頂付近では、花弁の先が赤く染まるツツジ科の「サラサドウダン」が、6月10日(月)現在、見頃を迎えている。

山頂一帯には約2キロの舟山花木園遊歩道が整備されており、初夏のハイキングを楽しむ人たちの目を楽しませている。


「サラサドウダン」は「ドウダンツツジ」と同じツツジ科の花で、花に入る紅色の筋がインド発祥の多色染めの更紗模様に似ていることが名前の由来とされているという。風鈴に似た形から別名フウリンツツジとも呼ばれ、初夏の季節感が出て趣がある。舟山山頂付近に多く自生しており、開花の時期には周りが赤く華やいだ雰囲気になる。


久々野支所の担当者によると、今年は例年並みの6月初旬に開花が始まり、一部見頃が過ぎた樹もあるものの、今月中旬頃まで楽しめそうとのことだ。


久々野地域は、高山市の南側、分水嶺の太平洋側に位置し、位山・船山の麓に広がる飛騨川、無数河川、八尺川の3つの河川沿いに集落が点在している地域だ。


堂之上遺跡、小屋名しょうけ、有道しゃくしなどの歴史遺産が継承されており、寒暖差のある気候からりんごや桃などの果樹栽培がさかん。春先に樹園地に花が一斉に咲きそろう様から、別名「ひだ桃源郷」とも呼ばれる豊かな自然に恵まれた地域だ。

船山山頂の「サラサドウダン」を鑑賞するのはもちろん、久々野地域を巡ってみては。

岐阜県天然記念物の鮮やかな朱色のレンゲツツジ群

6月6日(木)撮影・背景は乗鞍岳

また、岐阜県高山市高根町の標高約1,600メートルの高根町子ノ原(ねのはら)高原にある「無印良品南乗鞍キャンプ場」では、「レンゲツツジ」が見頃となった。今月に入って開花し、一気に見頃を迎え、乗鞍岳や御嶽山を背景にして、鮮やかな朱色の花が高原を彩っている。


子ノ原高原に群生するレンゲツツジ群は、昭和44年8月5日に岐阜県天然記念物に指定された。かつて牧場であった乗鞍岳南西の中腹、標高約1,500~1,600mのシバ草原周辺には他にも様々な山野草が群生しており、レンゲツツジ群を中心に貴重な植物の保護も行われているという。子ノ原高原全域に群生しているレンゲツツジ群は、6月中旬頃まで楽しるとのことだ。

高原から望む御嶽山

同キャンプ場スタッフの山口遼さんは、「レンゲツツジの花びらが連なり華やかなところが好きです。晴れた日は乗鞍岳や御嶽山と一緒に楽しむこともできるので、ぜひお越しください」とコメント。入場無料だが、キャンプ場内には危険な箇所もあるため、レンゲツツジを見学する際はキャンプ場受付に声をかけよう。


高根町子ノ原高原がある高根地域は、高山市の東側、長野県境に位置。北に乗鞍岳、南に御嶽山と2つの3,000m級の山に囲まれた山岳景観が美しい地域だ。下呂市にまたがる飛騨御嶽高原高地トレーニングエリアは、文部科学省の高地トレーニング強化拠点施設に指定され、世界トップクラスのアスリートにも利用されている。裾野に広がる高原には、趣の異なる4つのキャンプ場を有するとともに、野麦峠や石仏、旧街道などの歴史遺産が残る。

「無印良品南乗鞍キャンプ場」の「レンゲツツジ」をきっかけに、高根地域に足を運んでみては。

■無印良品南乗鞍キャンプ場
住所:岐阜県高山市高根町子ノ原高原
詳細:https://www.muji.net/camp/minaminorikura

岐阜県高山市公式HP:https://www.city.takayama.lg.jp

(ソルトピーチ)

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