TOTOは、6月17日(月)~8月25日(日)の期間、「トイレ川柳」を募集中。優秀作品を、トイレットペーパー型の川柳集にして発行する予定だ。
また、今回で20回目となるトイレ川柳募集を記念し、アニメーションを制作したほか、福岡県北九州市の「TOTOミュージアム」にて記念展示を開催している。
「トイレ川柳」について
「トイレ川柳」は、トイレでの思い出や出来事など、トイレにまつわるエピソードや想いを川柳形式で募集するもの。2005年から毎年実施し、過去19年間の応募総数は52万句を超えたのだそう。
19回目となった2023年には、「トイレまで 追ってきた子が 出ていく日」(さっちゃん)という句が「ネオレスト賞(最優秀賞)」を受賞した。
審査員・各賞について
審査員は、「ウォシュレット(*1)」の発売当初のコピー「おしりだって洗ってほしい」で知られる仲畑貴志氏。第1回より「トイレ川柳」の審査員を務めている。
賞は、「ネオレスト賞(最優秀賞)」1句の他、
独創的な句を選出する「仲畑貴志賞」3句、20回目を記念して設けられた「トイレ川柳20回記念賞」1句、
「優秀賞」9句、中学生・高校生を対象にした「中学生・高校生賞」3句、小学生以下を対象とした「キッズ賞」3句、「佳作」20句となる。
ネオレスト賞(最優秀賞)、仲畑貴志賞、トイレ川柳20回記念賞、優秀賞、中学生・高校生賞、キッズ賞の入選作品を「優秀作品」とし、トイレットペーパー型川柳集『第20回トイレ川柳大賞』に載せて、トイレの日(*2)である11月10日(日)にTOTO出版より発行予定だ。
トイレ川柳募集の20回目を記念した企画
TOTOは、20回目となるトイレ川柳募集を記念して、これまでのトイレ川柳受賞句で構成したトイレと家族の物語をアニメにした『トイレ川柳20回記念 1(ワン)ロールシアター』を制作した。
これは、トイレットペーパー1ロールに1コマ1コマ手書きでトイレ川柳のアニメイラストを描き、それをコマ撮りしたアニメーション映像。イラストは原画600枚程度に相当し、撮影まで含めた総制作時間は273時間に及んだそう。
この作品は、6月17日(月)から、TOTOウェブサイト、ソーシャルメディアで公開されている。
また、福岡県北九州市にある「TOTOミュージアム」の休憩ラウンジコーナーにて「トイレ川柳20回記念展示」を開催中。期間は、6月19日(水)~2025年3月末の予定だ。
同展示会では、1(ワン)ロールシアターの上映や、トイレ川柳の歴史を紹介するパネルと歴代のトイレ川柳集の展示を行っている。
トイレにまつわるエピソードを川柳にして応募してみては。なお、詳しい募集要項はウェブサイトで確認を。
TOTOウェブサイト:https://jp.toto.com/knowledge/useful/senryu/top
*1 「ウォシュレット」はTOTO株式会社の登録商標です
*2 11月10日は「いいトイレ」と読めることにちなみ、日本トイレ協会が1986年に制定した「トイレの日」
(Higuchi)