山形県酒田市にある“眠りの専門店”「睡眠屋」は、羽毛布団のプレミアムケアサービス『布団のホテル』の受注を6月20日(木)に本格開始した。
今夏の保管問題と来冬の快適な睡眠をW解決
『布団のホテル』サービスは、冬に活躍した羽毛布団のプレミアムケアを行い、保管するサービス。
手作業で細部まで丁寧に洗浄し、抗菌ガーゼに包み、調湿性・防カビに優れた桐をふんだんに使った「羽毛布団専用の寝床」に置き、空調管理された部屋で一枚一枚完全個別に保管し、来冬に利用者のもとへ返すサービスだ。プレミアムケアと保管を両立することで、この夏の保管問題と来冬の快適な睡眠をW解決する。
豊富な寝具の知識を持つスタッフが対応
「睡眠屋」は、寝具の知識だけでなく、睡眠に関する様々な資格を持ち、スタッフの約半数がクリーニング師の資格を所有する高度な専門知識集団。「一人一人に合った眠り選び」をテーマに、寝具だけでなく“睡眠に大切なもの”を取り揃え、地元山形県のみならず、通信販売を通じ全国に利用者が多いのが特徴だ。
『布団のホテル』開始の背景
「睡眠屋」では、毎年初夏になると、冬場に活躍した羽毛布団の洗浄の依頼を多く受けることから、クリーニングの対応力を高めるために外注や自社での機器の増強を検討していた。しかし、外注は手作業で手間のかかる羽毛布団の洗浄に前向きな依頼先が少ないことと、羽毛布団への専門知識がないと「洗う=傷める」原因にもなりかねず、最適な外注先の開拓に難航。自社で機器を増強することは、高額な設備投資費用と設置場所確保がボトルネックになり、短期の実現が困難だった。
そこで、地元客の注文状況を再確認したところ、一定数が「洗浄」に加え「来冬までの保管」を依頼していることが判明。1軒あたりの住居面積の広さが全国トップクラスの山形県の場合、保管について面積で困るケースは少なく、湿度などの保管環境や収納入れ替えの労力的な手間に多くの課題があることが分かった。
また、首都圏在住の利用者にヒアリングをしたところ、マンション生活の場合は布団を保管する場所が狭く、大型なモノは貸倉庫を利用するケースが多い傾向が見られた。
そこで、全国の羽毛布団ユーザーのこの夏の保管問題と来冬の快適な睡眠をW解決する、羽毛布団のプレミアムケアサービス『布団のホテル』をスタートすることとなった。
ロングステイとショートステイを用意
「ロングステイ プレミアム洗浄 (洗浄後6ヶ月預かり)」¥33,000(税込)は、プレミアム洗浄後の羽毛布団を空調管理した部屋で、抗菌ガーゼに包み、一枚一枚完全個別保管。ストレスのかかる「圧縮」や「段ボール」での保管は行わない。
「ショートステイ プレミアム洗浄 (洗浄後すぐに返却)」¥19,800(税込)は、洗浄前に縫い目のホコリ除去、シミや汚れの除去を行い、マイクロバブル水での個別洗浄、洗浄後の抗菌防臭加工を施す。サービスにはカバーのクリーニングも含まれる。
『布団のホテル』を利用して、夏の保管問題を解決し、来冬の快適な睡眠を手に入れてみては。
■睡眠屋
住所:山形県酒田市飯森山2-650-1
営業時間:平日10:00〜18:30/土日祝10:00〜18:00
定休日:毎週火曜日
HP:https://www.suiminya.com
布団のホテル詳細:https://www.suiminya.com/futon-no-hotel
※2024年度(初年度)は保管環境整備を強化しながらの受注となるため、ロングステイに限り予定数をもって終了となる場合がある。
(山本えり)