京都大原にある、一日1客限定の宿「はちかん」は、7月1日(月)~7日(日)の期間、七夕懐石プランを販売している。旬の鱧を使った懐石料理をメインに、一流の料理人による食事を楽しめる機会だ。
京都大原「はちかん」で七夕懐石を販売
京都の奥座敷、里山の自然が点在する癒しの里大原。
この度「はちかん」が届ける「七夕懐石プラン」は、ひっそり佇む上質な宿で日本文化を体験する日帰り特別プラン。
食事は、京都老舗料亭で長年腕を振るってきた出張料理人による京都大原や日本各地からの食材を使用した、七夕を感じる懐石料理を楽しむことができる。
懐石料理の内容は先付・御椀・向付・強肴・八寸・焼物・炊合・御飯・デザート。築250年ほどの茅葺屋根の母屋と日本庭園にて日本の美しさに触れるひとときを過ごせる。
プランの詳細
価格は1人/42,000円(税・サ料込)、お茶室でのお点前を楽しめるお茶席付が1人/60,500円(税・サ料込)で、いずれも食事中の飲み物は別途料金が必要。
開催時間は昼の部が12:00〜15:00、夜の部が17:00〜20:00となる。
定員は各回2人〜8人で2人より予約可能。7月5日(金)まで予約を受け付けている。
料理を振る舞うのは、出張料理人 髙橋利治氏
「七夕懐石プラン」の料理を振る舞うのは、「はちかん」専属出張料理人であり、五感のみのり 代表取締役の髙橋利治氏。素材の持ち味を活かす日本料理をベースに、遊び心を加えた新たな味わいを提供しており、料理の追求に余念がない。
料亭での料理長を経て、2023年、五感のみのり 代表取締役社長に就任。料理人髙橋氏の味を求めて遠方より訪れる人も多く、特に御椀料理のだし汁には定評がある。
歳時記、京都大原の原風景をリンクさせた演出の料理で風情を感じられる工夫を凝らした料理の数々を届けている。
母屋・離れ・茶室から構成される「はちかん大原」
母屋・離れ・茶室で構成されている「はちかん」。
「母屋」は歴史の刻まれた茅葺屋根の修復を行い、わびさびを感じながら茶懐石など食事を楽しめるスペース。そして、木の趣を感じられるリラクゼーション空間とモダンな客室を兼ねた「離れ」では、ドライサウナやテルマリウムと露天風呂、庭園を眺望できるラウンジ、リラクゼーションルームを利用することができる。
国内随一といわれる数寄屋建築の茶室「如春」や、重要無形文化財レベルの職人達が手掛けたインテリア・装飾・アート作品の数々も、同館の魅力を引き立ててくれる。
なお、宿泊のほか、茶事体験、茶会・華道イベント、結納などお祝い事、接待、各種セミナーなどでも利用ができる。
「はちかん」が届ける、この季節だけの特別な懐石プランを、大切な人と味わってみては。
■はちかん
住所:京都府京都市左京区大原戸寺町108番地
公式サイト:https://hachikan.jp/
(丸本チャ子)