「ぷるすあるは」は、メンタルヘルス不調をかかえる親、家族、子どもたちを支援している団体だ。
同団体は、運営している情報サイト「子ども情報ステーション」の継続と改良を行うための寄付キャンペーンを8月27日(火)まで実施中だ。
650万人以上のユニークユーザーが訪問
同サイトは、父親がうつ病、母親が統合失調症など、メンタルヘルス不調をかかえた親とその子どもを応援するために作られたもの。
特徴は、子どもも大人もどこからでもアクセスでき、全ての情報が無料で利用できるという点だ。イラストを多く用いており、親子や家族だけでなく、支援者に向けた情報も提供している。これまでに650万人以上のユニークユーザーが訪れているそう。
しかし、現在使用中のシステムが更新終了となるため、新しいシステムへの移行が必要となった。ほしい情報が見やすくなるよう、サイトの構成や一部内容を見直し、アップデートも行う。今回、そのための資金を調達するため、寄付キャンペーンを実施する。
1,000円から寄附を受付
キャンペーンの期間は、6月25日(火)~8月27日(火)。
目標金額は100万円で、寄付金額は1,000円より。決済方法は、クレジットカードまたは銀行振込。寄付金は、新しいサイトの構築とデータ移行の費用、イラスト作成費用、内容の見直しと追加のための費用(ヒアリング・原稿料など)に使用される。
詳細は、キャンペーンページを確認しよう。
1,000を超えるページで幅広い情報を提供
「子ども情報ステーション」は、子ども、親、支援者など、対象者に向けたページ、精神疾患やセルフケアについてのページ、制度やサービス、絵本、イベント情報など、1,000を超えるページで幅広い情報を提供している。
「小学生のみなさんへ」「中高生のみなさんへ」は、子どもたちへ情報やメッセージを直接届けているページだ。
「イラストで学ぶ病気や障がい」のコーナーでは、14種類の精神疾患などを取り上げ、子どもたちが身近な環境で学ぶことができる情報を提供している。
さらにサイトでは、100以上のアイテムをダウンロードできるコーナーも備える。セルフケアやコミュニケーションツールなど、相談場面や家庭での活用、保健室での掲示などに利用されている。
Webサイトの良さは、どこからでも自由にアクセスでき、無料で情報を得ることができること。特に子どもにとって絵本を自分で購入することは難しい場合があり、Webサイトで情報を提供することは非常に重要だ。
同団体は、キャンペーンを通して「子ども情報ステーション」を改良、継続し、これからも多くの子どもたちへ、保護者や家族へ、そしてまわりでサポートする支援者へ、情報を届けていきたいと考えている。
「子ども情報ステーション」の寄付キャンペーンを、この機会にチェックしてみては。
Syncable:https://syncable.biz
プロジェクト名:メンタルヘルス不調をかかえた親と子どもの応援サイト「子ども情報ステーション」を継続してより多くの方へ情報を届けたい
子ども情報ステーション:https://kidsinfost.net
ぷるすあるは:https://pulusualuha.or.jp
(江崎貴子)