7月11日(木)、台湾農業部(日本の農林水産省に相当)農村發展及び水土保持署台北支署による国際プロモーションプロジェクトの一環として、蔡金龍支署長率いるチームが大阪・天満橋のSOT COFFEE ROASTERで「台湾ハンドドリップ烏龍茶新製品発表会2024in大阪」を開催。
日本の消費者に比較的馴染みのある烏龍茶をテーマに設定し、関西地域のバリスタと一般の人々を招待した。
台湾のハンドドリップティーを日本の愛好家たちが体験
台湾農業部農村發展及び水土保持署は、3月5日(火)にも、日本で初めて台湾ハンドドリップティーの発表と交流イベントを東京で開催している。
台北駐日経済文化代表処及び関連メディアの協力により、台湾茶業界の最新トレンドやコーヒーとのクロスオーバーなど、お茶やコーヒーを好む日本の消費者に知ってもらう機会になった。
今回開催された「台湾ハンドドリップ烏龍茶新製品発表会2024in大阪」当日は、台湾のカフェ「根本在旅行」と産地の茶行が提携して「Rootopia」というブランド名で発表するハンドドリップティーの新製品を来場者に体験してもらった。
「Rootopia」シリーズは、新北市坪林区福茶苑の「包種茶」、桃園市蘆竹区竹峰茗茶の「迎香烏龍茶」、花蓮県瑞穂郷吉林茶園の「柚香烏龍茶」、新北市林口区達彪茶園の「ブレンド烏龍茶」、台東県鹿野郷林旺製茶廠の「紅烏龍茶」の5種類がある。
なお、達彪茶園と林旺製茶廠の烏龍茶は国際プロモーションプロジェクトから支援を受けている。
台湾農業部も日本のHARIOブランドの商品を体験
イベント当日はプロによるカッピング、ハンドドリップのデモンストレーション及び台湾デザート愛玉子の試食を通じて交流を行った。さらに「台湾国際コーヒー展示会2024」で行う予定のハンドドリップティーイベントの告知もした。
また、7月13日(土)に、台湾農業部農村發展及び水土保持署台北支署は、東京・日本橋HARIO Cafe & Lampwork Factoryを訪問。
訪問活動では、同プロジェクトのハンドドリップティー代表バリスタ・楊焌賢氏(Bruce)がHARIOブランドの商品を使い、浸漬式ドリッパー、サイフォン、フィルターレスコーヒーカップなどの器具を用いたホットドリップ、アイスドリップ、アレンジティーなどデモンストレーションを行った。
また、Hiroia Hikaru V60スマートコーヒーメーカーの機器の応用も紹介し、今後、双方の技術力を融合し業界の革新に貢献、異業種協力の形態で市場の新たなブルーオーシャンを共創することを期待しているとしている。
この機会に、ハンドドリップで入れる台湾烏龍茶もチェックしてみては。
(佐藤 ひより)