神奈川県鎌倉市の長谷寺では、10月12日(土)~14日(月・祝)の期間、アート・音楽・食の体験型イベント「長谷寺 NIGHT TABLE 2024」を、各日70名限定の特別イベントとして開催する。
コンセプトは「観音山、夜の物語」
昨年11月、長谷寺初の試みとして実施した「長谷寺 NIGHT TABLE」は、好評のうちに閉幕した。
参加した人々からの「ぜひ来年も!」の声に応えるべく、今回「長谷寺 NIGHT TABLE 2024」と銘打ち開催することとなった。
多くの観光資源を持つ鎌倉だが、近年はオーバーツーリズムが問題となっており、その一因は日中に観光客が集中してしまうことにある。長谷寺では20年以上前から紅葉のライトアップを、また、近年では梅のライトアップを実施し、夜でも楽しめる鎌倉観光を提案してきた。
昨年、観光庁の「観光再始動事業」の補助で「長谷寺 NIGHT TABLE」を実施し得たノウハウを生かし、新たな鎌倉観光のコンテンツとして、「長谷寺 NIGHT TABLE 2024」を実施する。
深緑の境内をライトアップ
長谷寺では以前より、「緑のライトアップ」の実施の機会を検討していたが、深緑の時期は日没が遅いこともあり、実現は難しかった。
しかし今回の「長谷寺 NIGHT TABLE 2024」にて「緑のライトアップ」が実現。普段見ることのできない景色を、貸切で体験できる特別な機会となる。
石原和幸氏による花盆栽のインスタレーション
また、世界で活躍する庭園アーティスト石原和幸氏が手がけ、長谷寺の名物にもなっている花盆栽のインスタレーションが、今回「長谷寺 NIGHT TABLE 2024」に合わせてアレンジして披露される。
アーティストが観音様の御前でパフォーマンス
さらに、幅広いジャンルの音楽のスペシャルライブコンサートを、長谷寺の本尊十一面観世音菩薩が安置される観音堂にて開催。
10月12日(土)にライブコンサートを実施するREATMO(リトモ)氏は、ヒューマン・ビートボックスの演奏と、独自のサンプリング機材で「人の声だけ」で楽曲をつくり演奏する“進化型ヒューマン・ビートボクサー”。そのライブショウは、Maroon5やLinkin Parkといった国際的アーティストからも絶賛されている。
10月13日(日)にライブコンサートを実施する琴姫(コトヒメ)は、琴奏者の林信子氏、中国古筝奏者の姜小青氏、カヤグム奏者の朴淳啊氏による日中韓の琴のトリオアンサンブル。メンバー全員が各楽器のトップアーティストである。
10月14日(月・祝)にライブコンサートを実施する駒田早代(コマダサヨ)氏は、国内外のアーティストも注目する和楽器界のニューヒロインだ。15歳で津軽三味線の世界大会で優勝し、2022年東京藝術大学音楽学部を卒業後、ゲーム音楽やCMなどの収録に参加、自身のオリジナル楽曲『SAMURIDE』はハーレーダビットソンの新商品PV楽曲になっている。
小川真シェフ監修のディナーが味わえる
「長谷寺 NIGHT TABLE 2024」では、湘南・鎌倉の魅力を集めたスペシャルディナーを、カジュアルガーデンスタイルにて提供する。
鎌倉のイタリアンの名店「リストランテ ラ・ルーチェ」の小川真シェフ監修のもと、ビュッフェ形式にて華やかに展開。ディナーはアルコールを含めたフリードリンク制で、別料金でシェフ厳選のスペシャルワインも用意される。なお、雨天時は仕様が変更となる。
イベント概要
「長谷寺 NIGHT TABLE 2024」の料金は、一人15,000円(税込)。参加は事前申し込み制で、チケットは、8月1日(木)の10:00から専用サイトにて発売開始。イベントは雨天実施だが、荒天の場合は中止になる可能性がある。
タイムテーブルは、17:00までの通常拝観を終えた後の17:30より入場、18:00から観音堂コンサート、19:00から境内ビュッフェ、21:00にイベント終了となる。
注意事項などの詳細は、特設サイトにて確認を。
「長谷寺 NIGHT TABLE 2024」に参加してみては。
■海光山慈照院長谷寺
住所:神奈川県鎌倉市長谷三丁目11番2号
アクセス:江ノ島電鉄 長谷駅から徒歩5分、京浜急行バス 鎌倉駅・大船駅から「長谷観音」下車徒歩3分
webサイト:https://www.hasedera.jp/
長谷寺 NIGHT TABLE 2024 特設Webサイト:https://hasedera-nighttable.com/
チケット販売サイト:https://webket.jp/pc/ticket/index?fc=71118&ac=9000
(yukari)