損害保険ジャパンは、米子市フレイル予防推進協議会主催のもと、地域課題解決のイベントとして「YONAGOデジタル健康・防災フェスタ~楽しくフレイル予防・正しく防災~」を企画し、7月20日(土)9:00~17:30に米子コンベンションセンターBiGSHiP 多目的ホールで開催した。
同イベントには、地元企業・自治体・ディーラー・鳥取大学・高校など34社が出展し、約600名が来場したという。
イベント開催の経緯
同社は、鳥取県米子市と包括連携協定を2022年6月に締結。これに基づき、SDGs(3:すべての人に健康と福祉を、11:住み続けられる街づくり)をコンセプトとしたイベントを企画・開催している。
2023年は、「防災フェスタ」と「デジタル健康フェスタ」を開催。今年は能登半島地震を教訓に「シニア層の平時からの健康維持」と「家族全員の安全確保を考える」を目的に、2023年のイベントを融合し「YONAGOデジタル健康・防災フェスタ~楽しくフレイル予防・正しく防災~」を実施した。
メインプログラムについて
「YONAGOデジタル健康・防災フェスタ~楽しくフレイル予防・正しく防災~」のメインプログラムの1つが、「SOMPOスマイルエイジングプログラム~脳と身体の健康教室~」だ。インストラクターの先生とイベント会場をオンラインで繋ぎ、リモート環境でフレイル予防・認知症予防を体感できる場となったそう。
このほか、防災謎解きにチャレンジして親子で防災について学ぶ「インパーソン型防災アトラクション」や、プロバスケットボール選手と一緒にドリブルやパス(ジュニア向け)、体操(シニア向け)ができる「地元プロバスケットボールチームとの交流体験イベント」もメインプログラムとして実施された。
34社による情報提供ブース
同イベントの会場では、大学・自動車学校・自動車ディーラー・ハウスメーカー・食品メーカーなど、34の企業・団体によるフレイル予防と防災に関する展示ブースを展開。鳥取大学医学部の健康チェック、地震の揺れを体験できる地震体験ザブトン、各企業の健康・防災に関する取組みについて紹介。
また、主催の米子市フレイル予防推進協議会のブースでは、来場者に米子市独自開発のスマートフォンアプリを活用した「フレイル度チェック」を実施した。
SOMPOグループは、防災ジャパンダ「毛布で担架トライアル」「防災カードゲームなまずの学校」、パッケージクラフトを実施し、地元代理店を通じてハザードマップを提供。
来場者は、企業ブースをまわってスタンプを集めるビンゴゲームに参加。ビンゴを達成した人には、地域で使用できる電子マネー「J-Coin」や防災関連グッズをプレゼントした。
同社は、同イベントを通じて地域の人のフレイル予防と防災についての知識と関心を高め、地域から選ばれ続ける保険会社となるように今後も貢献していきたいとしている。
多数の企業・団体が連携して開催される地域課題解決イベントの今後や、損害保険ジャパンの活動に注目したい。
(Higuchi)