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老舗茶問屋と研究所の異質スキルのコラボにより誕生した「緑茶スピリッツ」新発売

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「祇園 北川半兵衞」と「新蒸留研究所」は、8月20日(火)、「No.3 緑茶の香気抽出に関する研究」と銘打ったスピリッツの販売を開始した。

処方設計から実生産まで2年を費やす

前田薬品工業が手掛けるプロジェクト「新蒸留研究所」は、「分ける、分かる、分かちあう。」をコンセプトに、製薬思想の実験的な取り組みで香りを探求・可視化し、アロマオイルやクラフトジンの開発・製造を行ってきた。



今回リリースされた「No.3 緑茶の香気抽出に関する研究」は、文久元年(1861年)創業の北川半兵衞商店が手掛ける「祇園 北川半兵衞」との共同開発品。緑茶の香りの構成を分析し、処方設計から実生産まで2年を費やしたという。

茶葉から香気成分を「蒸留」で抽出


緑茶の魅力はその渋みと甘みのバランス。煎茶は茶葉をお湯で抽出することにより風味を適切に引き出す。そして茶葉をアルコールで抽出しても、ほぼ同様の風味を引き出すことができる。しかし、茶葉に含まれる有機物も抽出されるため、時間が経つと茶色く変化し、風味も変わってしまう。これは、茶葉由来のカテキンやクロロフィル等が、酸化等の化学反応を起こしてしまうためだという。

そこで「祇園 北川半兵衞」と「新蒸留研究所」は、煎茶の風味に近く時間が経っても印象が変わりにくいお酒を、茶葉から香気成分を「蒸留」で抽出することにより製造できないか?と考えた。

茶葉は品種により含まれる香気成分が少しずつ異なる。また、抽出条件(主に温度)により得られる香気成分のバランスが変化する。


「祇園 北川半兵衞」が選定した様々な品種の茶葉を「新蒸留研究所」がいくつもの条件で抽出し、「祇園 北川半兵衞」が品質を評価する。このプロセスを何度も何度も繰り返し、ようやくたどり着いたのがスピリッツ「No.3 緑茶の香気抽出に関する研究」だ。

老舗茶問屋だからこその茶葉調達力と茶に対する審美眼、研究所だからこその条件検討と科学考察、これら異質スキルのコラボレーションにより「No.3 緑茶の香気抽出に関する研究」は誕生した。

オンラインショップで発売中


「No.3 緑茶の香気抽出に関する研究」500mL/3,960円(税込)のアルコール分は40%。公式オンラインショップ「研究成果物ショップ」で購入できる。

「No.3 緑茶の香気抽出に関する研究」を手に入れ、お茶の歴史と文化を科学的に再構築した成果を堪能してみては。

新蒸留研究所 ウェブサイト:https://shin-distillation-laboratory.com
新蒸留研究所 Instagram:https://www.instagram.com/shin_distillation_laboratory
公式オンラインショップ「研究成果物ショップ」:https://shop.shin-distillation-laboratory.com

(江崎貴子)

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