海女漁師が経営するマサエイ水産加工は、海の幸で笑顔になってほしいと願い、のせるだけで手軽に食べられる海鮮丼「缶べぇ」を発売した。
タイパの時代に求められる海産食品をつくる
2022年、「タイムパフォーマンス(略称:タイパ)」という言葉が「今年の新語(三省堂)」の大賞に選出された。近年、短い時間で大きな満足を追求する習慣はますます広まっている。
そんななか、海産品が課題に直面している。海産品の代表格は魚介類。魚介は調理やアラの片付けに手間がかかり、タイパの時代にそぐわない。海産品業界はタイパの時代に受け入れられる工夫を迫られているという。
そんな背景から同社は、タイパの時代に求められる海産品の検討を重ねた。その結果、海産品の魅力はそのままに、手軽に楽しめる食品づくりに挑戦することとなった。
海の幸をたっぷり食べることができる
海産の魅力溢れる手軽な食品をつくれないか。そのように考え生まれたのが海鮮丼「缶べぇ」だ。
「缶べぇ」は、海女漁師が海中で目にする多種多様な魚介、生命の豊かさ、そのフレッシュな色合いを表現。食べ方は簡単で、のせるだけ!手軽に食べる楽しさ、見る楽しさを感じられる商品となっている。
海をイメージした透明でオシャレなパッケージもポイント。美しい5色のグラデーションで、サーモン、イカ、トビコなど彩り豊かな海の幸が目を楽しませてくれる。
また、同商品は1本に2人前入っており、海の幸をたっぷり食べることができる。自宅で食べるのはもちろん、ギフトにもぴったり!クール便配送にも対応している。
味付けしたり、調理をする必要がないため、子どもでも簡単につくれる。
味・見た目だけでなく価格も追求
さらに、味・見た目だけでなく、価格も追求。
海女漁師は、多くの食材を自前で調達する。その結果、価格を抑えることに成功した。また食材選びも漁師の知見にもとづいている。
海産品は希少性が価格に転嫁されるカテゴリのため、必ずしも「高い=おいしい」わけではない。例えば安易にイクラを使うのではなく、もっとお財布にやさしく、プチプチ食感に秀でた食材はないかという視点でトビコを採用するといった具合だ。
実店舗、ECサイトにて販売中
「缶べえ」は、「道の駅むなかた」や、百貨店(大丸、松坂屋)のギフト売り場・カタログにて購入可能。なお、百貨店では店舗や時期により取り扱い有無が異なる。
そのほか、公式ECサイト、楽天ショップ、道の駅むなかたオンラインショップ、ポケットマルシェ、食べチョクでも販売している。
様々なフルーツが層をなすケーキを眺めるようなワクワクを感じられる、缶に詰まった海鮮丼「缶べぇ」をチェックしてみては。
マサエイ水産加工公式ECサイト:https://www.akamoku.fukuoka.jp/?mode=srh
マサエイ水産加工楽天ショップ:https://www.rakuten.co.jp/akamoku
道の駅むなかたオンラインショップ:https://www.michinoekimunakata.shop
(江崎貴子)