銘木の産地奈良吉野で住宅用和室造作材を製造販売する南都木材産業は、吉野桧を使った新商品「吉野ひのき玉小町(よしのひのきたまこまち)」を、東京新橋にある奈良まほろば館で開催中の「まほろばチャレンジリーグ」にて、8月22日(木)~9月12日(木)の期間限定で販売している。
コンセプトは『The 日本のおみやげ』
「吉野ひのき玉小町」は、同社ECサイト限定で販売中の「吉野ひのき玉たまご」の平べったいバージョン。楽天レビュー5点満点の大好評商品「吉野ひのき平たまご」を、チャレンジリーグに向けて、店頭販売に適した商品名・パッケージにリニューアルしたものだ。
平安美人のようなふっくらとした輪郭と、白くきめ細かなつるんとした肌ざわり、吉野桧のやさしい香りで、コンセプトは『The 日本のおみやげ』。海外への販路拡大も見据えて、『日本らしい』、誰がみても『日本のおみやげ』とわかる商品となっている。
商品名の“小町”は、平安美女として有名な小野小町になぞらえており、同商品の丸みのある輪郭と、白くきめ細かい肌触りが平安美人の顔の印象と合致したことから、このネーミングになったという。
さらに、パッケージには十二単姿の平安女性(小野小町)を採用。小野小町の輪郭のみのイラストで、平たまごの形と商品名がリンクするデザインになっている。
外国人観光客も持ち帰りやすいお土産
価格は1100円とリーズナブルで、桧風呂、あろまうっど、靴などの消臭、つぼ押し、玩具、工作などに使える。
中高年~高年齢層の消費者と外国人観光客をメインターゲットとしており、『日本らしい』『わかりやすい』商品名・パッケージになっている。さらに、日本語・英語2パターンのパッケージがある。
商品を薄く・棒状にピタッとシュリンクでパッケージングすることで、片手でも持ちやすく、スーツケースなどの隙間に入れやすいのも特徴。かさばらないシンプルなパッケージングなので、持ち帰りやすい。
「吉野ひのき玉小町」のポイント
「吉野ひのき玉小町」は、パッケージした状態のまま、桧玉の凸凹部分で肩たたきや、ふくらはぎ等を揉み解すことができる。また、開封すれば、吉野桧の色艶香りによる癒しが得られる。開封前・開封後どの状態でも楽しめる商品となっている。
また、お風呂で使用した後などに付属の紙やすりでお手入れをすれば、つるつるな木肌が復活する。
通常、パッケージは開封後は捨てられることがほとんどだが、同商品のパッケージシールは桧の単板カードになっているため、捨てずに保管できる。開封後も大切に保管して『The 日本のお土産』ということを記憶にとどめておいてほしいという同社の願いが込められている。
商品開発の背景
南都木材産業は、昨年12月に開催された「まほろばチャレンジリーグ」に「鹿のふん杉玉」で出店したが、残念ながら良い成績を残すことはできなかったそう。
今回は同社にとって前回のリベンジとなる。「目指せ1位!目指せ継続販売!そしてついでに目指せ世界!!」を目標に、チャレンジリーグのために同商品を考案したという。
8月31日(土)・9月1日(日)に対面販売を実施
8月31日(土)・9月1日(日)には、ショップ内で対面販売が行われる。リーフレットが配布されるほか、「吉野ひのき玉小町」に実際に触れ、質感や香りを感じることができる。
この機会に「吉野ひのき玉小町」を見て、触ってみては。
■奈良まほろば館
住所:東京都港区新橋1‐8‐4 SMBC新橋ビル
南都木材産業HP:https://nanto-lumber.com
(オガワユウコ)