ボイスカルチャージャパンが展開する、2匹のひつじさん「ひーたん」「ふーたん」が店長を務める「シツジ珈琲」が、9月1日(日)~30日(月)の期間、クラウドファンディングサイト・CAMPFIREにて、「おこさまドリップ体験」のプロジェクトを実施中だ。
青少年育成のプロジェクト「おこさまドリップ体験」
「世界でいちばんおいしいコーヒーとはなにか」を探求するため、コーヒー豆、焙煎、抽出など、あらゆる要素を研究・検証し続けてきたボイスカルチャージャパン。悩みに悩んで、たどり着いた答えの1つが、「息子や娘が、自分のために一生懸命淹れてくれたコーヒー」だったという。
「パパとママにおいしいコーヒーを淹れてあげよう!」をモットーに、滋賀県彦根市に自家焙煎店をオープンして1年。コーヒーの焙煎・抽出体験を活用した青少年育成のプロジェクト「おこさまドリップ体験(商標出願中)」が始動した。
「おこさまドリップ体験」は、コーヒー豆を大きな焙煎機で焙煎する「おこさま焙煎(所要時間30分)」、焙煎したコーヒー豆をハンドドリップする「おこさま抽出(所要時間15分)」、淹れてくれたコーヒーでランチを楽しめ、コーヒーのお礼でもある「ごほうびランチ」、焙煎したコーヒー豆を、家族・知人へのおみやげとして持って帰る「体験のおみやげ」の4つの工程で構成されている。
パパやママに喜んでもらう、子どもの体験
「おこさまドリップ体験」は、パパやママに喜んでもらうという点に重きをおいているのが特徴。
多くの体験型ワークショップは、子どもに体験を積ませてあげたいという親心によるものが多いが、「おこさまドリップ体験」は、その親心に加え、家族に喜んでもらうという子から親への想いが加わった職業体験となり、双方向のコミュニケーションになるという。
ボイスカルチャージャパンでは、緑茶や紅茶など、子どもが自分も飲めるものを淹れてもらうよりも、子どもが飲めないコーヒーで行うからこそ、より一層想いを育めると考えている。
また、より良い焙煎や抽出には、観察する力・気づく力が必要。豆の色の変化、爆ぜる音、漂う香りなど、コーヒーの製造・抽出工程で、あらゆる変化を感じることができる。
ボイスカルチャージャパンは、小さな頃からこのような変化に触れることで、大人になってから、誰も気づかないことに気づけるようになったり、人に対して気遣いができるようになったりする(※)と考えているそうだ。
リターンをチェック!
今回のクラウドファンディングでは、1度きりの体験に留まらず、子どもに毎月焙煎をお願いする「おこさま焙煎士」、おうちで家族にコーヒーを淹れる「ドリップセット」などのリターン品を用意することで、「おこさまドリップ体験」を持続可能な取り組みとして提案。
ボイスカルチャージャパンは、焙煎や抽出で子どもが活躍できる場を、焙煎所や家庭で整えることが、健全な青少年教育へと発展すると考えている。
実際におこさまドリップを体験したい人へのリターンとして、「おこさまドリップ体験(20,000円〜)」、
「おこさまドリップセット(10,000円〜)」のほか、
子どもの手で、焙煎から箱詰めまで行う「おこさまお歳暮(50,000円)を用意。
実際に体験した上で、より実体験を積んでみたい人には、「シツジ珈琲」認定の焙煎士として実習を経て、焙煎士として今後活躍できる「おこさま焙煎士 実習+登録証(15,000円)」がオススメだ。
その他、おこさま焙煎士が焙煎したコーヒー豆を届ける「おこさま焙煎士コーヒー豆(5,000円〜)」や、
「シツジ珈琲」およびお友だち(ひこにゃん・やちにゃん)の「オリジナルグッズ(5,000円)」も用意されている。
集まった資金は、シツジ珈琲ロゴ入りコーヒーフィルターの製造と、ふーたん巨大化プロジェクトに活用。クラウドファンディングを通して、親から子はもちろん、子から親への想いも加わった「おこさまドリップ体験」に参加してみては。
CAMPFIRE:https://camp-fire.jp/
プロジェクト名:世界でいちばんおいしいコーヒー!? パパ・ママが大喜びの「おこさまドリップ」体験
シツジ珈琲:https://shitsuji.coffee
(※)ボイスカルチャージャパンが展開するモダン・リベラル・アーツ(知的生産力を向上させるための教養プログラム)の観点からも、焙煎・抽出体験は、知覚を鍛える効果的な方法の1つと位置づけられる。
(佐藤ゆり)